• 異世界ファンタジー

天照という男の口数について

こんにちは。
いつも『夜姫 ― 常世神話譚 ―』を読んでいただき、ありがとうございます。

葡萄棚編の
第45話「天照の憂鬱」
第46話「天の酒場」
では、天照という男を少し深く描きたいと思い、
彼の心の声を多めに書いています。

常世の最高神・天照は、
冷徹、寡黙、無表情、感情が薄い――
そんな存在として語られることが多い神です。

黒羽常世外伝譚でも、
彼はそのように描かれています。
それは“黄昏都から見た天照”の姿でもあります。

確かに、
彼の本来の姿を知っている者は、そう多くはありません。

須佐男。
久遠。
炎武。
そして、夜姫。

彼らの前で天照は、
本当はよく笑い、よく語り、
少し口煩いほどに人間臭い男です。

最高神という責務。
世界の均衡を保つという重圧。

それらが、彼に仮面を被らせているだけなのだと、
作者は思っています。

物語は、まだ序盤です。

これから少しずつ、
常世神話譚に登場する神々の魅力を
掘り下げていけたらと思っています。

お時間のあるときに、
またふらりと覗いていただけたら嬉しいです。

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