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千の風
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2021年1月9日 10:48
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12件のコメント
神辺 茉莉花
2021年1月13日 19:55
こんばんはー
今日からご依頼のあった「おしかけレガシー」の校正をゆるゆると始めています。
で…数話読んでの感想というか、感覚的なものですが、これ評価シートの文章の項目ではそこまで低い評価ではないですよね?
うわぁ!!! 引き込まれる! すげぇ!!
という文章ではないのですが、一定以上の水準には達している文章だなぁと思っています。(生意気な物言いで申し訳ないです)
だとすると、おそらくキャラクターか構成のどちらかで(選考上)引っかかっているのではないかなぁ……と思っています。
ちょっと続けて校正して、今週中には一度結果をお渡ししたいなと思っています。
取り急ぎ、連絡まで。
千の風
2021年1月13日 22:07
ありがとうございます。
実は、特に序盤は、かなり自分でも苦戦して納得いかなかったので、相当に修正しました。キャラクターも構成もです。
序盤にリアルな異世界場面を長々と入れてしまい、わかりにくくしてしまったりとか。ロリのキャラクターを飛ばしすぎて嫌味が出たりとか。評価シートはもらっていないのですが、二次選考落ちの結果からそれは自覚できていたところです。
そこも含めて、見ていただけると嬉しいです。
神辺 茉莉花
2021年1月13日 22:54
えええ、評価シート、貰ってない!?
ううう……なぜだ……
うーん、うーん…… 分かりました。ひとまず校正するです―。
千の風
2021年1月14日 08:59
前に別作品でもスニーカーの一次を通った事があるのですが、その時も評価シートはありませんでした。カクヨムからの応募だったからかな?
神辺 茉莉花
2021年1月17日 03:21
うむ―……カクヨムからだとそうなのかもしれないですね。
もったいないなぁ……せっかく一次通過したのに。
神辺 茉莉花
2021年1月17日 03:34
というわけで!
改稿版の「おしかけレガシー 〜大魔法使いの父から相続したのはちょっとヤバイ美少女でした〜」を読みましたので、校正結果その他をお渡ししますね。
気になった部分、引用してたら長くなっちゃった……! びっくりさせたらごめんなさい。
校正結果
・部屋の中のミサト
>ゲームの世界で使っていたアバターの声とは違うが、口調になんとなくミサトの雰囲気ある。
ここは「ミサトの雰囲気『が』ある」でなくてOKですね?
・大阪で生まれた女
>ゆっくりと腕で上がると、アバターではない本物の顔があらわれてくる。
ここは「ゆっくりと腕を上がると」でなくてOKですね?
・再び異世界へ
>ロリはカツラを付けるために。最初から髪を上げていた。
ここの「付けるために」の後は句点でOKですね?
読点ではないですね?
・ユネスコ団の実力
>怒りを含んだ声だで威嚇しながら、ゴリラのような大男が立ち上がった。
A 怒りを含んだ声だ。威嚇しながら、ゴリラのような大男が立ち上がった。
B 怒りを含んだ声で威嚇しながら、ゴリラのような大男が立ち上がった。
どちらかでしょうか?
>ああいう筋肉バカは、天に変わってお仕置きデス
確認です。
ここは「天に代わって」でなくてOKですね?
・それぞれの理由
>かわいい女の子がいっぱいいて、胸が踊るような大冒険が待ってるんだ。
確認です。
一般的には「胸が躍る」を使いますが「踊る」でOKですね?
参考https://nihon-go.jp/%E3%80%8C%E8%B8%8A%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E8%BA%8D%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84/
日本語早わかり 「踊る」と「躍る」の違い
・潜入作戦
>まるで命があるように。太いロープが、するすると城壁の上に向かって伸びていく。
確認です。
ここの「まるで命があるように」の後は句点でOKですね?
読点ではないですね?
・王国剣術師範ジャックス
>二つに分かれた体のうち、先に上半身が胴体から離れて前に堕ちていく。
確認です。
ここは「堕ちていく」でOKですね?
「落ちていく」ではないですね?
・本当の真剣勝負
>それでもなんとか反撃の体制は取った。
確認です。
ここは「体制」でOKですね?
「態勢」ではないですね?
・もうひとつの遺産
>一緒に研究をしているうちに、いつしかロザリ様とロベリアス様は心から愛し合うようになっていました。
「ロザリ様」→「ロザリー様」
でしょうか。
・よかったと思ったところ
1 なんといっても、ロリエッタの癖のある言い回しが魅力的でした。また、そのような言い回しすることにもきちんと意味があって、物語の中で生きていたなと感じました。
2 ロリエッタもロゼッタも、主人公の悠希のことを思っていて、その愛情がとても献身的で心が打たれました。
3 「日帰りファンタジー」というタグにもあった通り、「行って戻る」安定感のある作品でした。
4 多めのキャラクターでしたが、きちんと書き分けができていて、ごちゃつくことがありませんでした。
・気になったところ
1 特にロリについて、読者にどのように見せたいのか(ヒロイン格なのか、ナビゲーター格(主人公にやるべきことや危険性・ゲーム世界の世界観を教える役目)なのか、香織との仲を邪魔する役割なのか、エロを押し出すのか)が曖昧、もしくは複数担っているため中途半端になっているように感じました。
2 展開について、これはこれとして一つのまとまった方ではあるのですが、公募で長編でラノベということを考えていくと、「仲間を集めてゲーム世界に行き、敵を倒してクエスト(ロリの姉の救出)を達成する」という流れが若干間延びしているように感じられました。
冒頭の、ロリと出会って彼女から依頼をされるという展開はものすごく明確でとても良かったので、この流れを生かすのであればハリウッド脚本術にのっとったブレイク・スナイダー・ビートシート(※)に当てはめて構成したほうがいいのかな、と感じました。
※参考 noteだと https://note.com/fmaro/n/nb2f890e7b6fa
カクヨムだと https://kakuyomu.jp/works/1177354055193794270
とか
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886011385/episodes/1177354054886388285
あたりが参考になるかな……。あとは「ブレイク・スナイダー・ビートシート」「ハリウッド脚本術」等で探すといいかもしれないです。
3 主人公の成長と目的達成についてが少し薄めではないかなと感じました。
もともと主人公はメインとなるゲーム世界では最強クラスであるし、交渉や段取り、ゲームからリアルに帰る時の頑張りはほぼロリやシュウやジータが行っているので、主人公の活躍がジャックスとのバトルだけ(それも苦戦の末に勝つという流れではなく割とスムーズに勝つという流れ)のように感じられてしまいました。
もう少し、主人公を魅せるための山場が何箇所かあると、より惹きつけられる物語になったのかなと考えています。
4 目的達成について食い違いが起きている?
物語の中で主人公の悠希が自分の意志↓を見せるシーンが「二日酔いと幌馬車」であるのですが、
> いつか鳥にしてやる。
> オレはそう思った。世界のどこかにロリやロゼッタを人間にする魔法があるかもしれない。それを地の果てまで行っても探してやる。なければ自分で作ってやる。
> 世界の三大魔法使いの中でも、最高の使い手と呼ばれた男。
> オレはそいつの後を継ぐ。
> 初めてオレはハッキリとそう意識した。親父のことは最初から知らないし、今さらどうでもいい。でも、そのことに近づけるなら知識でも遺産でも引き継いで、世界一の大魔法使いになってやる。
この目標(先にあげたブレイク・スナイダー・ビートシートに当てはめると第一ターニング・ポイントの部分です)に対して、最終的には
>「聞いてくれ、ロリ。オレにはどっちの世界も大切だ。片方だけ捨てるなんてできない。だからオレは決めた。
> オレは向こうの世界で大学に行く。就職もする。でも、こっちの世界のことも忘れない。魔法のことも勉強する。いつかきっと誰からも認められる大魔法使いになって、親父の名誉を回復する。どうだ、オレには無理だと思うか」
このようになるので、「ロリやロゼッタを人間にするために大魔法使いの後を継ぐ」のか、「父親の名誉を回復するために大魔法使いになる」のか、また、「片方だけ捨てるなんてできない」という印象的な台詞が入っているので、ここの前までにどちらかを捨てようとするシーンや台詞があればうまく回収できたかなと思いました。
(逆に言うと「片方だけ捨てるなんてできない」という吐露が若干唐突でした)
・その他
公募の送り先ですが、正直に言うと、この内容であれば特にどこが鬼門ということはないと思います。
女性向けの……例えば角川ビーンズとか、ビーズログ小説大賞とかアイリスNEOファンタジー大賞(一迅社文庫アイリス)とかはさすがに厳しいだろうな、とは思いますが。まあ、多分そちらは想定していないはず。
・まとめ
ロリの言い回しに大きな魅力を感じた作品でした。
また、ゲーム世界についても馴染みのあるものだったので混乱することなく読み進めることができました。
「日常から非日常へ、また日常に戻る」という、非常に安定したつくりでまとまりを感じました。
その反面、物語を主導するのが主人公以外の存在であること、「何をする物語なのか」という目標設定以降は淡々とした進み方になるので、若干間延びした印象を受けてしまいました。
主人公の活躍や苦難、目標に対する熱い思いをもっと見せる構成にすると、より映える作品になるだろうなと感じました。
ひとまず、今の稿を読んでの校正&思ったこと、でした。
他に追質や「ここが分かりにくい!!」ということがありましたら、お気軽にお声掛けください。
改稿お疲れ様でした。
校正に関われてよかったです。
神辺 茉莉花
2021年1月17日 23:46
こんばんはー!
確認してもらえて嬉しいです♪
改稿後の作品も、もちろん読みますよー♪
(タイミング次第なので、数日お待たせしたら申し訳ないです。完成の数日前にご相談いただければ調整可能です)
公募の送り先ですが、改稿なしであればKADOKAWA系列はちょっと鬼門かなぁ……。
大規模な改稿をした、という感じであれば再チャレンジでもOKだとは思いますが。
もしくは、スニーカー以外であれば……いける……か?
(いずれにしても要改稿ですが)
あと、応募要項に「一度落選した作品をそのまま再応募するのは控えてください」という主旨の注意がある場合は気をつけたほうがいいとは思います。
そこは、応募要項での確認ですねー。
神辺 茉莉花
2021年1月24日 13:32
こんにちはー
コメント、確認しました。
GAは編集者の好みが大きく影響する賞(※)なので、そこを調べるといいのかなと思います。
あと、どこの新人賞にも言えることですが、ラブコメ要素があるとやっぱり強いな、とは思っています。
漫画化を前提とした公募は多いですよねぇ。
漫画ということを視野に入れると、おしかけレガシーは特に女性キャラが映えそうだな、と思っています。
ただ、主人公の独自性(ステータスに関する独自性ではなく、外見や嗜好/思考の独自性)は若干普遍的だったな、と感じています。
主人公の独自性という意味では「シャングリラ・フロンティア」がおもしろかったかな。
世界観の独自性と1話ごと(あるいは漫画1巻ごと)の引きを意識するといいのかもしれないです。
(なろうから単行本を経ずに漫画化した、ということでも話題になっていましたね)
あと細かい部分は要項と出したい賞を見ながら確認かな、と思っています。
今の状態だと、漫画化を前提とした賞に出しても、それほど狙いが逸れていることはないと思いますよ。
2稿目の校正ですが、今長編読み読み1本と長編の校正2本、中編の校正が1本ある状態なので、早くてもあと10日くらいしてからの着手となる予定です。
2月上旬までにはお返しできるようにします。
※…前にもお伝えしたかもしれないのですが、GAは2次、3次で編集者が「この作品を担当したい」と手を上げたものが上位(受賞ライン)に来ます。
神辺 茉莉花
2021年1月29日 12:17
こんにちはー。
おしかけレガシー 二稿目を読みましたので、校正結果をお渡しします。
ずぶ濡れのロリエッタ
>「ちょっと、何なの。やめないさいよ」
やめないさいよ→やめなさいよ
でしょうか?
魔法で作られた人形
> 仕方なくうなずきながら。オレはこの厄介な金髪の美少女が泣きやむまで、ただ黙って眺めていることしかできなかった。
確認です。
ここの「仕方なくうなずきながら」の後は句点でOKですね?
読点ではないですね?
おしかけレガシー
>そして、向こうの世界で一番最初に覚えた呪文を小声で唱える。
一番最初→重言となっていますがこのままでOKですね?
A 一番初めに覚えた呪文
B 最初に覚えた呪文
どちらかかな、と思いました。
雷鳴のシュウ
>シュウはロリと香織の座っている方の席ををチラリと見た。
「香織の座っている方の席をを」→香織の座っている方の席を
ユネスコ団の実力
>相手が態勢を整えるまでに決める必要があるわ
確認です。
ここは「態勢」でOKですね?
「体制」ではないですね?
・一言感想
フルダイブ型のゲームのテストプレイヤーである藤野悠希(ユウ)が、大魔法使いロベリアスの逝去に伴い、領地と住居を追われたロリエッタに出会い、ロリエッタのいる世界で囚われているロゼッタを救出する物語でした。
改稿時に付け足した「訓練の夜」のシーンは、ユウの正義感と強さを表すものとして印象に残りました。もしかしたら、対ジャックス戦で「あの時は手加減したが、今回は全力で……」みたいにつながりをもたせることができるときいかもしれないな、とも思いました。
「訓練の夜」が印象的なシーンだったからこそ、ここ単発で終わらせちゃうのはもったいないかな……どうかな、と考えています。(校正の範囲ではなく、構成に関する口出しになってしまうので申し訳ないです。指摘や変更要求ということではなく、一読者としての感想と捉えてもらえると嬉しいです)
「二日酔いと幌馬車」、ラストの部分のユウの心情の付け足しはとてもいいなと思いました。
そのほかキャラクター造形はとてもうまいし、ロリの言い回しも非常に個性的で面白く、印象に残りました。
中盤から後半にかけてはユウたちが絶望や窮地に陥るという部分が少し少なめだったかな、と思いますが、終盤の「このままだと帰れない、どうしよう」と焦る場面は臨場感があって秀逸だったなと思っています。
読後感が良かったのも好印象でした。
二稿目に関われてよかったです。
気になる部分がある場合は何度でも読むので遠慮なくお声掛けくださいね。
それでは改稿お疲れ様でした。
神辺 茉莉花
2021年1月29日 23:13
こんばんはー♪
確認していただけて嬉しいです。
あと、すごく嬉しいコメントもいただいちゃいました。
私もまだまだ勉強中なので、私の校正を喜んでくれる人がいると本当に嬉しいのです♪
「態勢」の件、分かりました。
お知らせしてくれてありがとうございます。
こういうやり取りがすごく好き!
公募に出すまでは何度でも読むのでお気軽にお声掛けくださいね。
あと二稿目、三稿目で変わるのは作者がそれだけ物語を理解し、より良くしていこうという意志の表れなので、誇っていいと思いますよ。
大丈夫、大丈夫。
必ず良いものが出来上がると信じています。
神辺 茉莉花
2021年1月31日 11:57
こんにちはー♪
コメント確認しました。
「本物の真剣勝負」の部分の確認ですね。
分かりました。
では該当の話を中心に、その前後1話ずつ読みますね。
今日中には何かしらの感想が言えるはず。
もう少しだけお待ちくださいね。
神辺 茉莉花
2021年1月31日 23:14
こんばんはー!
遅くなってしまって申し訳ないです!
ご依頼の該当箇所読みました。
うん大丈夫。想像以上にいい改稿だったなと思いました。
いい伏線回収になってて素晴らしい!
恐怖という角度から魅せるのはすごくおもしろかったです。
このままで、あとは全体を読み通す時にもう1回読んでみますね。
また何かある場合はいつでもお気軽にお声掛けください。
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