こんにちは。久しぶりのノートを失礼します。
本日はひとつお知らせがございます。
結論から申し上げますと、少しずつ執筆を再開しようと思っています。
「いやいや、あなた活動休止してたじゃない」と思われるかもしれません。その後の経過も合わせて、順を追って説明しますね。
今年の7月より体調を崩しておりまして、長らく執筆を休止しておりました。現在は有給や各種手当てを使いながら生活しています。仕事は周りの方々にフォローしていただきながら、なんとかやっています。お給料は減りました。当然といいますか、これは仕方ないですね。
執筆の方はといいますと、一時的に体調が良くなった時期もあったのですが、その後大きくメンタルを崩してしまい、完全に足踏みをしていました。前作を書いていたのが昨年の冬頃ですから、かれこれ1年くらいまともに創作が出来ていないことになります。
Twitterにはちょくちょく浮上しておりましたが、自分で物語を作るのは別次元の難しさがありました。読書をしても内容が咀嚼できず、自分で書こうにも頭の中で文章を形にできない日々を送っておりました。これが物書きとしては致命的で、引退の文字すら頭をよぎり、これからどうしようかずっと考えておりました。
そんな中、フォロワー様や読者様から温かいご声援を頂きました。こんな弱い私を励ましていただいて、そして心配していただいて、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。その一言一言が背中を押してくれました。
活動を再開しようと思い立った理由がもうひとつあります。それは、自身の目標のためです。私には、もっとたくさんの作品を書いて、もっと多くの読者様に読んでいただきたいという目標があります。あわよくば、執筆活動を収入へとつなげ、いつかはそれで生計を立てられたらいいな…という野望と語るには程遠い、願望があります。
若輩者であり、精神疾患を抱えている今の私には果てしない夢です。
カクヨムをはじめウェブ上には素晴らしい作家様がたくさんいらっしゃいます。人生(年齢)においても、執筆活動(創作歴)においても、私なんかよりずっと先輩の方々ばかりです。駆け出しの私が、そんな先輩方に近づくためには、一文字でも書いて、ひとつでも多くの作品を生み出さなければいけません。
読者の方から言われました、無理はしないでくださいと。無理して書いた作品を読むのは辛いです、と。全く仰る通りです。これほど私の心を貫いた言葉はありません。
体にムチを打って執筆することは否定しません。ただ、書きたいから書くんです。書かなければいけないと思ったから書くんです。誤解を恐れずに言うなら、自身の目標のために書くのです。それが活動を再開に向けて、少しずつでもいいから頑張ろうと思った理由です。
新作『渡り鳥と万年筆はかく語りき』ですが、延期に延期を重ねてしまいました。これから以前に書いたものに加筆・修正を施し、構成の見直しを行います。調整後、序盤のエピソードを数日以内に発表できるようにがんばります。お待たせして大変申し訳ございませんでした。
コメディ先行型の作品になっておりますので、たくさん笑って、ちょっとだけ切なくなって…という感じで楽しんで頂ければ幸いです。
投稿ペースはいつも以上に不定期になると予想されます。完結のお約束さえできません。ただ、ストーリー自体は間違いなく長編になります。この様態で長編を書くとか、我ながら呆れてしまいますが(´・ω・`)
実は6~7年前にも同じようにメンタルを病みまして、あの時は回復までに2年の歳月を要しました。今回は仕事と闘病に挟まれての執筆になりますので、当時よりも険しい道のりになると思われます。
精一杯書きますので、「それでも良いよ」という心優しい読者がいらっしゃいましたら、読んで頂けると嬉しいです。
本ノートをご覧になって暗いお気持ちにさせてしまいましたら、お詫び申し上げます。そんなつもりで近況報告をしようと思った訳ではございません。むしろ、自らを奮い立たせる目的で筆をとりました。いわばこれは、一種の決意表明みたいなものです。
ゴールの見えないマラソンになりそうですが、気長にお待ち頂けると幸いです。
読んでいただいて有難うございます。