• ラブコメ
  • 異世界ファンタジー

かぐや様は告らせたいウルトラロマンティック

花火大会に続く神回

ネタバレあり





文化祭のラストを彩るキャンプファイアーで謎の怪盗から
文化祭を乗っ取ると言う挑戦状が届く

かぐやは会長が怪盗の正体で屋上にいると気づき、屋上に行く
ここでもかぐやは告白できず、会長も告白して来ない

かぐやが告白して来ないので、会長が謎のボタンを押すと

ゆっくり落ちていく金色のバルーンがキャンプファイアーの
火に落下し、パンッと弾け中から無数のハート型のバルーンが飛び出し空を埋め尽くす

会長からかぐやに告白できない理由とそこに至る過程が語られ、会長からスタンフォードに来いと言われる

分かりましたと答えるのと同時にかぐやからのキス

全てが予想の上をいく神回でした。

ただ、ここまでの伏線も秀逸で、

三年前から地元住人の反対で実施されないキャンプファイヤー

謎の怪盗からの挑戦状

何度も失敗する会長のバルーンづくり

ハートを送ることが告白に繋がるこの学校の伝説

夢なんて親次第と諦め未来を達観しているかぐや

どれも伏線になっててラストに全てがつながる構成になっている

ただ、これやっちゃうともう、この先が引き延ばしに感じてしまうんだよな
作者的にもこれは初期に考えたラストシーンだったんじゃないかと



人気が出てくると余計な話が増えて、登場人物もどうしても増えざるを得ない

そうなってくると人気も落ちていく可能性が高い

そのため、最高のタイミングでやりたかったのかな、と

逆に言うとこの先は色々と知ったけど興味が湧いて来ない

これラブコメあるあるだよね
なんか色々勉強になりました。
流石は赤坂アカ先生だね。

4件のコメント

  • この回は、ヤンジャン連載で読んだ当時、震えました!!!
    SNSでも、「ウルトラロマンティック」の書き込みが殺到してお祭り状態だった記憶です。

    ラブコメを読むことの幸せ、醍醐味を存分に味わえました。
  • 確かに震えるよね
    いつ告白するかに集中しているから、他のこと
    が伏線になってると気がつきにくい

    まあ、怪盗の話は藤原を釘付けにさせるためと
    言うのはかなり初期に分かったけど

    ただ、現実にやるとかなりの確率で失敗するため、
    難しいだろうなあ、とは思ってしまうけど、アニメでやる分には凄くいいね

    ただ、もう告白でいいじゃんと思ってしまう
    まあ、ラブコメは告白したら終わりだから仕方ないよね
  • ラブコメの名作は数有れど、「ウルトラロマンティック」という表現がこれほどぴったりするエピソードは、今のところ、これしか知りません。でも、いつか、これに匹敵する・これを超えるものに出会って、また震えることができるかも、と思い、ラブコメを読み続けています。

    確かに、もうこれで最終回でも良い気もしましたが、身分違いの恋、ヒロインのお家の事情、という重大な障害をどうするんだ、という話が残っているために、結構続くんですよね。。
  • 身分違いの恋は、この設定を見た時に恐らくするんじゃないかと思ってました。
    やはり、ネタがある限りは続けるんだと思います。
    とりあえず、素晴らしい作品でした。
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