清瀬 六朗です。
続けています。
AIとの共同作業での小説書き。
前の近況ノートのときには「やっぱり機械だもんなぁ」と感じるところもありました。会話の口調が平板だったり、複数のキャラクターに「機械的に発言を割り振っている」と感じるところがあったり。
そのかわり、「あのキャラ、たしか、最初いたよね? 最近出て来ないんだけど、どこでフェードアウトしたんだろ?」という、私が書いていてありがちなことは、いまのところ起こっていませんが。
「共同作業」を進めるうちに、AIがいろいろと建設的で創造的な提案をしてくれるようになりました。
「どうしようか迷っています」と書いて送ると、いくつかの選択肢のメリットとデメリットを比較して、どれがどういう理由で推奨できるか、答えてくれます。
キャラクターの行動についても、いろいろ「生成」的に提案してくれるようになりました。
そうなると、私のほうからも、AIからの問いに具体的に答えることができるようになります。「できる」というより、具体的に答える意欲が出て来る、というのが自然な感じです。
また、最初のころは、AIはホルンのホルンらしさにほとんど注意を払ってくれなかったのですが、今回、私が「ホルンの特性を活かして」みたいなことを書くと、「倍音が豊か」とか「繊細な表現も力強い表現もできる」とか、いろいろな表現を書いてくれるようになりました。さらに、クラリネット、トランペット、サックスなどの特徴も、頼みもしないのに調べてくれたりとか。
なんか、すごいなぁ、AI。
ただ、「あれっ?」と思うところでミスをしている、というのもあります。
稜草(みくり)の一人称が「俺」だったり。(汗)
女子校だって言ってるでしょうが!
まあ、女性の一人称が「おれ」である地域もありますけど。
あと、先輩‐同級生‐後輩関係を覚える、または推測するのが苦手なところもあるらしいです。主要キャラは3年生と言っているのに、先輩後輩関係が設定されていたり、とか。
あと、『ホルン吹きの休日』の著者としての感想。
「AIが書くとどうしてみんなこんなにいい人たちになるんだろう?!」
……『ホルン吹きの休日』の著者の性格が悪すぎるから……?
ということで!
このまま、AIを無料で使える限界まで「共同作業」を続けてみたいと思います。
ちなみに、本篇『ホルン吹きの休日』のいずみは、いま、連休を楽しんでいるところです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093089932291305 私の書いたいずみや仲間たちもよろしくお願いします!