• に登録
  • 異世界ファンタジー
  • 現代ドラマ

某編集部から電話が来まして


 先日の夜、携帯電話に身に覚えのない東京03ナンバーからの電話がかかってきました。未登録の電話、しかも地元でも何でもない東京からの電話。
 普段なら無視してもいいんじゃないかと思っちゃう所ですが、具合が悪くて横になっていたせいで、逆にうっかり出てしまいました。
「はい、もしもし?」
「あ、私、某編集部の某と申しますが」
 電話の相手は僕がこの作品(コミックゼスト!)を送ったラノベ大賞を擁する某ラノベ編集部でした。
 二次落ちは確定し、とっくに受賞作品が出版されている状況で何故?

 ここで大量の改行とか続きはwebで、とかやってしまいたい所ですが気持ちを抑えて続きを書きます。そうやってしまいたいくらいにどうでもいいオチだという事ですけど。

「えー、後藤さん(仮名)にお送りした寸評が、編集部に送り返されてしまいましてですね……」
 応募時に書いた住所が間違っていて僕の家に届かなかったらしいです。後で出力用のテキストデータ見たら、確かに番地間違えていました。引っ越して五年以上経つのにまだ間違うか。ちなみにここの前に送った作品では電話番号間違えてました。

 まあね、僕くらいになると編集部の方から「寸評送ったよ!」って教えてくれるようになる訳ですよ。良い子は絶対真似しちゃいけませんよ。
 たかが二次落ち作品相手にこんな手間をかけさせてしまって申し訳ない気持ちで一杯になり、頭痛も忘れて跳ね起きて電話の向こうに平謝りしたのは言うまでもありません。

 寸評貰うの初めてなので楽しみでもあり怖くもありますね。小説書く人に参考になりそうな事があったらここにも何か書こうかと思います。差し支えのない範囲で。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する