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ヒット作の前提条件を考えてみた

ヒット作は以下の条件を満たしていないといけない。

『敵が明確である』
『目的が明確である』
『主人公には次々に逆境が襲い掛かる』
『個性的なキャラが沢山』
『短編の連作形式(○○編)』
『心情に寄り添いやすい(モノローグが多い)』

等など。

 私の「首取り」は
『敵』北条>>堺>>南蛮となっていきます。
明確です。

『目的』これが最初は分かりにくい。これを修正しないと。
その内分かるのですが『国民国家の形成』と『良質な資本主義経済の成立』です。

『試練・逆境』多いですねぇ。
もっと多くすると危険すぎる。

『キャラのタイプが豊富』ほ、豊富過ぎる大胡の面々!
もっと敵を増やさねばならんか?

『連作形式』一応3部構成だけど、長くなり過ぎたww
 最初の構想では北条編70話+武田編70話+上杉編50話だったのですが。既に200話まで書きましたが武田編の中盤です><
 これは100万字超えそうです……

『モノローグが多い』
 どうだろう?
 ありますよね?
 ありすぎますよねww

 なんだかラノベは主人公に寄り添うことが重要らしいのですが、どうなんだろう? ヒット作でも幾人かのモノローグで進行するけど結構のめり込みます。
うちの作品もそうなのかな?


 では、明日は時間(と元気)があったら、自分のPVと話数の関連。そしてコピーを変えてからのPVの推移を考察してみます。
 宜しかったら見てください。そろそろ25万PV行くので大分データが集計できました。たいして整理していないけど……
 何かの参考に成れば。

9件のコメント

  • モノローグばかりだと、逆にテンポが悪くなることはままあると思います。かくいう私もその口で、全く物語が前進しない‼︎ メインストーリーがオマケと化している!
    という私みたいなことになりかねないので、特に群像劇ではモノローグ連打は控えめにしても良いかもしれません。
     このキャラはこの章で語らせる。みたいな感じで、明確な区切りを設けるのが無難かと思ったりします。
    正解はよく分かりませんが....
  • おお。
    アドバイスありがとうございます!
    気を付けなければですね。
    「首取り」は作戦や外交まで書いているのでもう長くなりすぎww
    これで付いてきてくれる読者様尊敬します!
    本当に読者に支えられている作者の私です。

    ワニ肉加工場さま
    いつもありがとうございます。
  • 第172話の件ですが、少しお時間を頂ければ、多少のアドバイスらしきものは出来ると思います。
    『ヒット作の前提条件を考えてみた』の近況ノートの方に書かせていただきますので、気長にお待ち頂けると幸いです。

  • マスケット銃自体に余り造詣が深くないのですが、撃鉄を歯で上げるのには無理がある感じがしました。ですので、ホルスターの端か、着物の帯に引っ掛ける形で撃鉄を2丁同時にあげるのはどうでしょう。
     あと、疾走感を出したい時には、一挙一動を句点で細かく区切るのも効果的です。

     一応、例として書かせて貰いますと以下のようになります。

    マスケット銃の最初の射撃シーン。
    『真ん中の奴に身体ごと突っ込む。息が詰まりそうな衝撃を堪え、そいつを吹き飛ばす。地面を舐めさせる。
     跳ね飛ぶ様に身を起こし、体勢を立て直す。腰の帯に手を伸ばし、2丁の“ふりんとろっく”を引き抜く。撃鉄を帯に押し付ける形で上げる。カチリという感触。後は火花を願うだけ。
     両側の二人が放心から我に帰る。閂から手を離し、脇差に手を伸ばす。遅い。
     私は銃口を突きつけ、引き金を引く。火花が散る。轟音。バラ玉の祝砲が飛び出し、奴等の顔面を真っ赤なぬかるみに変える。二つの死体はどうと地に倒れる。
     
     火花が散るかは、“賭け”だった。そして、賭けに勝った。
     試作品であるこの“拳銃”とやら、火縄ではなく、火打石が発火に持ちいられている。雨天でも使え、派手に動き回っても良いという革新的な種子島だ。
     だが、問題もある。不発の可能性があるらしいのだ。義父様が言うには、日ノ本の.....』
    という感じでどうでしょうか?
     散弾にした理由は、アドレナリンドバドバの相手に対して、黒色火薬が炸薬のフリントロックだと威力が微妙かなぁと個人的に思ったからです。
     一匁ということは、約3.75g。イギリスの植民地で愛用されていたリボルバーの弾薬は17gなので、マンストッピングに欠けるかもしれません。頭を打ち抜けば、関係ないですが....
     それに、ライフリングが彫ってあると再装填もしにくいでしょうから、此方の方がベターかと思います。
     バヨネットも付いていた方がカッコいいんじゃないでしょうか(小声)
     
     次は肝心のナイフシーンですね。

    『足元からの殺気。私は咄嗟に飛び退く。
     だが、間に合わない。気を抜いたツケが脛に刻まれる。鋭い痛みが走る。
     おぼつかない足で身構え、敵を見据える。
     脛を斬りつけたのは、最初に吹き飛ばした奴だった。体格は私より小柄だ。つまり、五尺三寸以下のチビ介。
     チビ介は低姿勢で匕首を構える。厄介だった。地に足つけた戦い方。石堂様や修験者達もよく仰ることだ。

     “近接格闘の時には、低姿勢で敵を見据え、目を離すな。地に足を付け、全てを見渡せ。”

     私もそれに倣い、低く構える。拳銃の一丁を腰に挿し直し、代わりに疋田刀を引き抜く。両刃で刃渡り6寸の特注品。足は痛みは緊張と興奮に呑み込まれている。
     体格は勝っている。間合いは私の方が広い。此方から距離を詰め、一撃で突き殺す。
     
     嫌なものが視界の端に写る。二人の敵が閂に手をかけている。優先順位は明白だった。一も二もなく叫んだ。

    「大手門危険! 即刻、射殺しろ!」

     明確な隙。奴はすかさず突いてくる。怪我を負った左足側から飛び込んでくる。
     私は拳銃を勢いよく奴に向ける。奴は弾が出るという万が一に恐怖した。一瞬の気の迷い。歩幅がズレる。重心が揺れる。
     私は拳銃をそのまま投げ放った。顔面目掛け飛翔する鉄塊。奴は大きくそれを避ける。片足だけが、地に残っている。自殺行為。
     私は右足を使い、全力で飛び込んだ。痛みを無視し、疋田刀を突き出した。
     奴はそれを翳した右手で受けた。刃は右腕に突き立ち、止まった。穿った穴の向こうに手甲が覗いた。
     私は更に疋田刀を押し込む。腰の拳銃に手を伸ばす。
     奴は左手で匕首を突き出す。私はもう一丁の拳銃を抜き放ち、それを打ち払う。疋田刀を急に引き戻す。
     奴の手甲は肩透かしを食わされ、奴がタタラを踏む。私は拳銃の重い銃身でその面を打ち上げる。奴の上半身が跳ね飛ぶ。海老反りになる。後ろ向きに吹っ飛ぶ。
     
     追撃しようとした。だが、奴はバク転して、衝撃を殺した。再び地面に両足をついた。追撃は危険だった。
     間違いなく傷は浅い。軽い脳震盪がいいところだろう。疋田刀でしっかり突き殺すべきだった。
     奴が体勢を立て直す。構えは先程の安定性を欠いている。そして、銃身の一撃によって奴の顔を覆っていたメンポが外れ、奴の素顔が見えた。
     信じ難いが、女だ。それも、少女というべき程の幼さ。

     奴は構えながら、大手門の方をチラリと見据えると、突然脱兎の如く逃げ出した。凄じい速度。だが、敵から“目を逸らすな”という教えは知らないようだ。
     私は肩に掛けていた「参謀憲章」を引きちぎり、投擲する。回転を繰り返し、飛翔し、少女の足に絡みつく。少女がもんどりうって倒れる。
     すかさず、少女に駆け寄り、落ちた匕首を遠くに蹴飛ばす。馬乗りになり、抵抗する少女を押さえ付ける。拳銃の銃床を側頭部に叩き込む。少女の意識がぶっ飛ぶ。体は脱力し、抵抗しようと伸ばした手はパタリと地についた。
     
     やっと終わった。安堵と共に、大手門を見た。

     悪夢のような光景が見える。軋みを上げ、開き始める大手門。撒き散る怒号。憎たらしい敵の歓声。
     
     どうしようもない絶望が広がる。門は開いてしまった。もう、町への道に渡るものは何も無い.....』

    という感じですかね。
     口調が荒っぽいのは私のクセです。アクションシーンを書いていると完全に人格が乖離するんです。あくまで、戦闘描写の参考として下さい。そこまで大したものじゃないですが....
     
     梨花ちゃんいいキャラしてますね。書いてて楽しかった。私が書くと少し乱暴になり過ぎましたけどなるだけ元のキャラ性から外れないよう苦辛したので許してください。

     応援しております。
  • ひぇえええ

    ワニ肉加工場さま

    こ、こんなにも丁寧に!
    これは参考どころかバイブル!!
    ちょっとだけ修正して、勉強しながら真似させていただきます。

    感謝~~~~m(__)m

    ほんと、勉強になります。
  • よく考えたら、少女の側頭部を銃床で容赦なくぶん殴るのってエゲツないですね。

    それこそ、ブラックラグーンのレヴィの名ゼリフ『銃の台尻は、人の頭ををかち割る所だろ?』
    みたいな感じですね。

    個人的な話ですが、ブラックラグーン連載再開してめっちゃ嬉しいです。
     でも、『カンダタの娘達』の借金取りJKである八島と、ブラクラ12巻からの新キャラ、ルマジュールが若干似ててビックリしました。
    貧乳ツインテドチビバイオレンス美少女ってところが完全一致です。ルマジュールはドストライクのキャラですね。

    執筆頑張ってください。応援しております。
  • おお。
    ブラックラ再開なんですね!

    うちにも貧乳ツインテいますよ。
    ツンデレ14歳。
    コンパウンドボウでのヘッドショットばんばんの娘。
    もっと出そうかなぁ。

    そっか両手にショットガンはファビオラ?
    でも残念ながら、まだラッパ銃=ブランダーバスはお蔵入りなんです、「あの」部隊が持たないと!
    でも使っちゃうかなぁ。

    ではでは ノシ
  • ワニ肉加工場さま

    そういえばトゥーハンドのピストルにバヨネット……まんま、ヨルムンガンドじゃあないですか!

    ……後で使います^^;
  • ヨルムンガンドの人民軍特殊部隊の大佐は確かにナイフ付きの拳銃で眼帯マッチョ女と殺し合ってましたね。
    という以前に、マスケット2丁拳銃はブラクラでロベルタがグリーンベレー相手に使っております。キューバゲリラの訓練はどうなってるんだ?

    応援しております。
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