近所の中学校の前を通りかかったら。
「グゥエー! グゥエー!」
風邪気味のカラスみたいな声に呼ばれました。
はっと振り返ると、カラスよりも大きめの鳥が、三階建ての校舎の屋上から、こちらを見おろしています。
逆光だったので、はっきりとは確認できなかったのですが、お腹が白くて、背中は青っぽい明るい灰色。頭が黒かった。
特徴的なのは、シッポがびろ~んと超長いこと。
羽を広げて滑空するように飛んでいく先には、背の高い棕櫚(しゅろ)の木がありました。
「グゥエー! グゥエー!」
棕櫚の梢には、同じ鳥が二羽待っていました。
声も姿も派手なので、どこか南の国から飛んできた渡り鳥かと思いましたが、調べてみると「オナガ」という普通に住宅地に住んでいる鳥でした。(中部地方より北の地域にいるそうです)
遠目に見かけたことはありましたが、近くで見たのは初めてだったので、ちょっとビックリ。
でも嬉しかった(^^