こんばんわ、ビジョンです。
いつの間にか作者の代表作ともなっていた本作『女刑事と吸血鬼』が、本日無事に完結を迎えました。
現代のアメリカを舞台として、メインの登場人物も皆現地人ばかりというかなり異色の作品であり、作者が洋画や洋ドラが好きだった為に生まれた作品でもあります。
しかしそんなニッチな作品ですが、作者の予想以上の読者様にフォロー、応援して頂く事ができ、作者冥利に尽きました。
余りプロットを定めずほぼフィーリングで書いていた部分がありますが(というか当方の作品は殆どがそうですが)、自分でも思った以上に綺麗に完結する事が出来ました。
作品は完結させる事で初めて作者の身になるとも言われますが、これで何か変わったのか余り実感がありません(笑)
脱稿した後しばらくは余韻に浸っていましたが、そろそろ新作を書き出していこうかと思います。
実は今まで新作長編のコンセプト決めに悩んでおり、ようやくある程度形になりましたので、早速本日からぼちぼち書き出しを始めていきます。
大まかなコンセプトは以下のようになります。
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舞台は再びアメリカ。(好きなんです)
今が旬の大統領選にちなんでQアノンの陰謀説をモチーフに、アメリカを裏で支配するディープステートを中心とした闇の組織カバールとの戦いがメインとなります。現代ファンタジー要素を絡めて、カバールの構成員達は悪魔と契約しているという設定です。
現職の大統領がそのカバールと裏で暗闘を繰り広げているという訳ですね。
主人公は大統領の娘ですが私生児であり、何も知らずに一般人として暮らしています。とある理由でカバールに襲われますが、そこを大統領の命令で密かに警護していたシークレットサービス(イケメン)に助けられて、それが切欠でカバールとの長い戦いに身を投じていく、というのが大まかな流れです。
勿論イケメンSPは人外の魔物(ただし吸血鬼ではない)という設定です。『スパイダーキングダム』でも少し取り扱った、ヒロインと反発しつつも惹かれ合うみたいな感じのロマンス要素にも挑戦してみる予定です。
前作『女刑事』はLAという一つの街だけが舞台でしたが、今作は全米の様々な場所を舞台にしたいと考えています。どこかのタイミングでLAを舞台にしたエピソードも入れて、そこで前作のローラ達とのコラボもやる予定です。
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こんな感じで、公開は早くとも1ヶ月後くらいになります。間に合えばカクヨムコンの開始日に合わせたいと思います。
『女刑事と吸血鬼』は無事完結しましたが、他に連載中の作品が2作あるので宜しければそちらも是非読んでみて下さい!
今後ともどうぞ宜しくお願いします! また新作でお会いできる事を願っています。