女三宮

　人を消せる消しゴムを手に入れた中学生の颯真は、嫌なやつを消してしまうが、意外な人も消えてしまう。 　消えてしまった人を蘇らせるにはどうしたらいい？　

怪獣の町で父親とバーバー・ゴジラを営む元太郎は、ゆるゆる婚活中だったが、ある日、人間たちから襲撃を受ける。人間にしてみれば大々的な襲撃だったが、怪獣にとっては痛くも痒くもない。そ…

　菓子工場で働く春奈は、同僚たちと、職場のしゅるさんが住んでいる場所を探し始める。しゅるさんは、町のはずれの林の中に住んでいるようだ。その林、モノをねだる幽霊が出ると噂があるが……

　大好きだったジョンが死んだ。心臓発作と聞かされたが、俄かには信じられない。アンティークの買い出しに競り市に出かけた僕は、古い箱を買い付けるが、その箱の中には、ジョンが死んだ理由…

　ある嵐の翌日、横浜の傾斜地の庭で見つけた小人たちは、なにやら二手に分かれて争いをしている。 　これは戦争だ。どうすればいい？

　1916年、大正5年生まれのつむぎ婆が見てきた怖い話、不思議な話。どこかの老人施設で語られた。つむぎ婆は思いついたまましゃべる。そのため年代順ではない。

　大学のUMAサークルの仲間三人が、絶海の孤島でUMAを探す冒険譚。 　UMAは見つかるのか。島に現れたやり手の女の子・美月に翻弄されながらも、UMAを探す。 　

　温泉街にある電気店「灯しや」で働く美鈴は、修理が好きな出戻り娘。修理をしながら、お客さんたちの様々な問題を解決していく。ほのぼのハッピーエンドです。

蒼太のおじさんの家を二人で訪ねた陽菜は、やっぱり結婚相手は蒼太がいいなと思います。題名、変えました。

　営業で知り合った店員のレインちゃんは、胸は小さいけど好みです。でも、なぜか、もう一方のEカップの店員さんと親しくなってしまって。 　ほんの少し、ミステリー仕立てです。

この「水」であの子は育っていく。少しずつ、少しずつ、恐ろしいモノとなっていくのだ。あの子はわたしの望みを叶えてくれる。復讐という望みを。

刑事の神楽は、叔父に頼まれて、正当防衛の末、鮮やかに人を殺めた「さくら」の正体を突き止める。 改題しました。

　あうるは、突然いなくなっちゃったの。イチゴジャムを作るのが得意だったあうる。 　あうるはどこへ行っちゃったんだろう。あうるがいなくなって、あたしは清々してる。なぜなら、あうるは…

　有名なバレエ学校の娘に生まれた花だったが、天才バレリーナだった母が死んで義母とその娘たちがやって来てからは、踊ることが許されず、バレエ学校の雑用を押し付けられる。 　有名コンク…

弟にせがまれ、鬼を探しに行った兄の道生と弟の陽向。鬼は、ほんとうに現れるだろうか。

　身代わりとして姫に仕立てられたはるは敵方に。連れて行かれた城で「姫」としてやっていけるのだろうか？ 　頼りは、村で鍛えた剣術の腕だけだ。武器は、石工の幼なじみ、八吉からもらった…

　元ボクサーの西尾健介は、離婚後二人の息子とは疎遠となっていたが、兄のほうから連絡が入り、弟が行方知れずになっていると知る。健介は息子を見つけ出すために、紀伊の山奥へと向かうが、…