あんまりなタイトルの近況ノートとなり申し訳ありません。
『積もりし灰に血を注ぎ』一部四章第六話を読んで頂いた方に伝えた方がよいのかと思い、こうして一目見て分かるような形とさせて頂きました。
本当は、第一部はあと少しだけ続くため、そのタイミングでこういったご報告をさせて頂くのが筋かなとは思うのですが、物語としては取りあえずここで一区切りという形になりますし、サブタイトル的にも終わりを強く感じさせるものとなっているので、先んじて説明の場を設けさせて頂きます。
第四章に入ってからは急転直下に全てが進行していくので、どうにも打ち切り感が拭えないのは偏に私の力量不足ですね……。
そこでタイトルについての話に戻るのですが、まだ、この物語は終わりではありません。
寧ろ、ここから先に残されている部分の方が長いものになるという見通しとなっています。
もう少しだけ具体的な話をしますと、この物語は二部構成を予定しています。
二部は全部で三章ほどに分けられており、大まかなプロットは既に最後まで完成しているため、後は書くだけです。
……そう、書くだけ、と態々語るという事は……まだ出来ていない、という事に相成ります。恐ろしい話ですね。
一応、二部一章は半分ほど書きあがっており、来年初頭にはお見せできるかな、と思って居ます。遅くても……二月ぐらいまでには……。
それに関しまして、投稿についてのお話なのですが、出来た部分を逐一投稿する形を選んでしまうと、私の能力の都合上、どこかで大きな矛盾やら、ここでこの描写を入れておきたかったなあ、などの表現する上での後悔やらを大量に抱え込んでしまうのが明白なため、最低でも一章分ずつ出来上がってから投稿する、という形式を取りたいと思って居ます。
それなりに時間が掛かりそうな話となるため、気長にお待ちくだされば幸いです。
それにしても、改めて、私の作品を読んで下さっている方を思うと、感謝の念に堪えません。本当に、有り難うございます。
正直に言えばプロローグの内容も内容ですし、全体を通してこのような感じですから、碌にアクセスも無いのではないかなと予想していたのですが、思って居るよりも遥かに多くの方に見て頂けているようで、大変に驚き、また重ね重ね有り難く思って居ます。
意外なことと言えば、四章四話『赤き大地に死が満ちる』を公開した後は、そのエピソードは多分それなりに厳しい方の、俗に言う所の鬱展開に相当するだろうな、という自覚もあったため、これフォロワーさんとか減るんだろうなあ……などと構えていたのですが。
……結果から言えば全然そんなことも無く、胸を撫で降ろす次第であります。
それでは、長々とお付き合い下さり、有り難うございました。