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感想執筆の大まかな流れ

フィンディルが感想を仕上げるまでの大まかな流れをご紹介します。
興味をお持ちの方はどうぞ。

規約では二週間以内の制作を努力目標にしているフィン感ですが、実際は八日で仕上げられるようにスケジュールを組んでいます。


一日目。
作品を読みます。必ず音読します。メモは一切しません。
感想内容を考えます。一日目が終わる頃には、感想内容のほぼ全てが脳内にできあがります。

二日目。
何もしません。
この二日目の存在によって、作品への理解・感想の内容が深化することがあります。

三~六日目。
感想の各項目を書きます。
感想を書くときには必ず作品を開き、作品を何度も細かく確認します。
感想を書くなかで、それまで考えていた感想内容の変更・向上・否定がほぼ必ず発生します。
期間を延長するときは、ここにかかる日数が延びています。

七日目。
感想の「細かいところ」を書きます。
必ず音読します。作品内容の最終確認も兼ねます。
「細かいところ」が終わった後、「あらすじ」「総合点」「総評」を書きます。

八日目。
書いた感想を読み直します。早口のため精度は低いですが、必ず音読します。
主に内容の伝え方の面で、文章の向上を行います。誤字脱字の修正も行います。
感想を掲載し、作業が完了します。


本当に大まかですが、以上です。
面白かった方は是非コメントしていただければ嬉しいです。交流しましょ。

39件のコメント

  • よく言われる音読って、やっぱり重要なんですね。
    二日目の存在はよくわかります。
    私はちなみに短編ではあまりやらないのですが、公募用長編を書くときは書き上がってから一度読み返して修正したあと、最低でも一ヶ月放置します。
  • 私はもう音読なしでは小説を読めない体になってしまいました。長編が無理というのはそれも理由だったりします。
    二日目は寝かせるためという意味もありますが、休息日という意味もありますね。回転率のこともあるので、完全に何もしない日はなかなか設けられないのです。

    作品を書いた後でしばらく放置はよく聞きますよね。作品を書く私はその期間は設けていなかったのですが、そもそも長編を書かなかった。
  • 書いてる期間に、最初はなかった案が浮かんだりすることもありますし、一ヶ月後に改めて読むと流れが悪いところとか説明が足りないところとか、別の表現にしたほうがいいかなとか、他の作家さんの作品を読むように読めるんですよ。

    心で音読じゃなく、口に出した方がいいって言いますよね。
    やろうやろうと思いながらできてません。
  • うんうん。頭を冷ますのは大事な作業のひとつだと思います。

    音読をしていると細かいミスの拾える量が全然違うと思います。
    ただ私が音読をしている一番の理由は、音読が好きだからなのです。
  • 最近スマホに読み上げさせて通勤途中でイヤホンで聴いて校正しています。時々誤読するんで笑えますよ。iPhoneだとアプリなしでも読み上げ機能ありますからね。自分の書いた小説を音読してもらうの、なかなか楽しいです。
    ただ誤字脱字はこれでかなり減りました。同音異義語はこれじゃ分かりませんから見直しは必要ですけどね。
  • 読みあげてもらうのも面白いですね。平仮名の脱字や衍字なら明らかにおかしな音声になりますものね。
    移動時間に簡単にできますし、良いですね。
  • >ゆうすけさん
    読み上げのアプリなんてあるんですか?
    kwsk!
    スマホ歴短いもので、アプリなんてロクに入れてない(爆
  • >丸和さん

    どこで一息つけばいいか、どこまででひと塊か、など音読をすることですごくわかりやすくなりますからね。読みやすい文章は音読をしたときに、全くつまずくことがないです。

    周囲が気になってしまうなら、口パクでも一定の効果はあると思いますよ。
  • フィンディルさん、お久しぶりです薮坂です。
    フィンディルさんとカクヨムでお話しするのは初めてですね、実は機会を伺っていました!

    「フィン感」に拙作の批評を依頼してからというもの、物語に対する真摯さ(のようなもの)が上がった気がして、再び物語を書こう! と強く思えることができました。まずはこの場をお借りして、感謝を申し上げます。ありがとうございました!


    さて、「フィン感スケジュール」ですが、あの密度の感想を8日間で書き上げるのは凄いと思います。やっぱり「音読」は大事ですよね。私も一人の時は声に出して読んでましたが、なかなかその場所もなく、私もゆうすけさんと同じくスマホで読み上げてもらってます。
    誤字脱字ももちろんですけど、声に出した時の心地よさって重要だと思うんです。
    なかなか難しいですけど、心地よいリズムを挟むことで読みやすくなるんじゃないかな、と思ってるんです。

    具体的にいうと、五・七・五とか、七・七・五とか、三・四・五とか、こういうリズムって印象に残る気がするんですよね。あんまり入れすぎると歌みたいになるので、多用は出来ませんけど。

    あと、寝かせるのも大事ですよね。
    しばらく放置していると、まったく別のアイディアが生まれたり、面白くないかなと思ってたのが意外と面白く感じたり(逆もまた然り)。

    感想を書くことと小説を書くことは、いろんな共通点があって面白いですね!

  • フィンディルさま

    なんてことでしょう!
    たった今、応募させていただいた作品を音読したら、見事につっかかるところがあって――もう、文字数の都合上、動かせない!――焦りました。
    わかりやすい表現に変えられるところは変えましたが、応募した時の文字数と違っていたら、読んでいただけませんよね。

    ネット上の文字面は整っており、一見きれいには見えますが、ヨム人の身になるとこんなにも違うのかと、腑に落ちました。8
  • >丸和さん
    ありゃ、口パクのほうが恥ずかしいですか。ならば声に出すといいですよ(堂々巡り)。

    自作を音読して読み返す方は多いかもですね。ただ他者作を音読する人はめちゃくちゃ少ないはず。


    >薮坂さん
    薮坂さんお久しぶりです! 私も薮坂さんに襲いかかる機を窺っておりました!
    どうやら薮坂さんのモチベーションアップにフィン感が一役買っているみたいで、すごく嬉しいです。

    ここにも読みあげられ派が!
    声に出したときの心地よさ、すごく大事ですね。ただ注意しないといけないのが、単にそのときの自分の口の調子が良いだけっていうときもあるんですよね。それで勘違いしてしまうことがあるので注意。
    具体的なリズムは、音数をきっちり揃えるよりも口に出して何となく良い感じ、くらいがいいのかなと思います。自然とある程度音数がリズムになっているくらいが。
    自分の頭を寝かせることも大事ですよね、うんうん。

    他に感想を書かれる方で、時間を置いたり内容を向上させたりしている方はいらっしゃるのだろうかと少し気になります。


    >水木さん
    ややこしくなるので規約には書いていませんが、応募後の加筆修正は可能ですよ。文字数も10000字さえ超えなければ気にしなくていいです。
    ただ私が感想執筆を開始してから感想が掲載されるまでの間は、加筆修正などはご遠慮くださると嬉しいです。感想がまともに書けなくなってしまうので。
  • フィンディルさま

    おお! そうだったのですか! では、では最善を尽くします!
    ありがとうございます!







    水木レナ
  • >丸和さん

    そもそも私、商品パッケージのキャッチコピーすら音読したくなるくらいの音読好きなのです……。
    あ、でも小説書きには「表現上手の文章下手」が結構いるんですよね。黙読だと表現上手が目立ちますが、音読をすると文章下手が目立って判別しやすくなります。
  • >丸和さん

    うーん、創作論のようになってしまうので改まってお話する機会はあまりなさそうですね……。丸和さんが仰るように、優先順位下位ですね。
    そういう作品がきたらその感想でお話することはあるかも。

    あるいは、何となくピンと来られる方がここで現れてくだされば、その方とのやりとりでお話することができるかもしれないです。
    そもそも「表現上手の文章下手」というのは私がそう思っているだけかもですけどね!
  • フィンディル様

    「表現上手の文章下手」というのは、表現はどういう風に伝えたいのか、うまいこと言ってるように見受けられるけれども、文法や文脈が基礎的におろそかになっていて洗練されていない、ということでしょうか。わたくし、少し覚えがあるので……。






    水木レナ。
  • >水木さん

    ですです。そんな感じ。
    ちょっと例を出せないのですが……。

    本職絵描きさんが書いた小説にすごく多いように思います。
  • フィンディルさま

    表現上手の部分は光るのですけれど、文脈が整理されてなかったり、ねじれていたりして、逆に浮いて見える。
    これならば、普遍的な表現を用いて効果的に文を編んだ方が評価される、とわたくしは専門学校で、編集さん兼講師の方に指摘されました。
    なにより、文章が上手でないと、作者の心の動き(視点)や、登場人物の行動が意味不明だったりといろいろ不自由です。
    文は何より、心が大事だなって思います。
    心がこもっていて、丁寧に編んであると、「へた」でも「なんだか伝わる」ってなりますから。それにしても、わたくしは技術が欲しいわけなのですが。
    心が伴っていないと、ろくな文章が書けないと「音読」してわかりました。
    18
  • >丸和さん

    言葉を翻すように受けとられるかもしれませんが、私も「良い文章」を知識と入れるのは好きではありません。
    「良い文章」の知識がなくても、「私は私」の文章を磨いていくほうが自分自身を得られると思います。勿論それが面白くある必要があるので、そこで考えていく必要はあると思いますけどね。
    ただその方法は「良い文章」の知識を入れるだけではないと思います。

    とは言っても、丸和さんの文章を読んだことがないのでここであれこれ話しても仕方ない気もしています。


    >水木さん

    精神論みたいに聞こえますが、仰るとおり、心は大事だと思います。
    心はモチベーションですし、文章に通す神経ですし。
    それは肩に力を入れるというわけではなく、それぞれの文章を適切な心を入れて書くということで、まず何よりも大事になってくると思います。
  • フィンディルさま

    精神論じみて見えても、やっぱり心が乱れているときは、モチベーションどころか、落ち着いて作品に向かい合えません。
    文章に通す神経が、疲れ果てていると、疲れた文章になってしまう。
    悟りをひらかねば、ろくな文章が書けないように思えます。
    キャラクターのこころの動きを追う視点では、作者も様々に心を働かせますが、リアルで解消できることならば、しっかり対処してから、自分の文章にとりかかりたいものです。
    落ちついているときに文章を書くのが一番大事に思えます。





    水木レナ
  • >水木さん

    仰るとおりだと思います。
    自分の心を作品に昇華するときは、心が落ち着いていないことが良い方向に向くこともあると思います。
    でも登場人物の心や世界を作品に仕上げるときには、作者の心は落ち着いているほうが基本的には書きやすいだろうなと思います。
  • フィンディルさん

    真夜中になにをなさっているの?
    お疲れの出ませんように。





    10
    水木レナ
  • フィンディルさま

    午前中は、
    あなたの書きこみ時間を拝見して、心配してしまいました。
    けれど、せっかくわざわざ返信をくださったのに、申し訳ありませんでした。
    うれしかったけれど、あまり無理をなさらないでくださいな。
    あとでどこかしらにしわ寄せが来るんじゃないかと、また大きなお世話なことを考えてしまいます。

    心が落ち着いていない時はアンデルセンがしていたように、紙に書いて、必要な時に取り出せるようにしておきたいです。

    そして、「音読」効果で、今回の応募作がだいぶ良くできたと思いました。
    これで肝を据えて、順番を待つことができます。
    フォンディルさんの教えを実行したら、だいぶ効果が得られ、たとえ感想をいただくことができなくとも、多くを得られたのには変わりがないので、感謝いたします。
    ありがとうございます!






    水木レナ
  • >感想執筆のお断りは飽くまで、私自身を守り、フィン感を維持させるための措置なのです。過去、私はどんな作品にでも感想を書いた結果、作者に本当に酷いことを言われたり、作者に本当に酷い態度をとられたことがあるので……。

    それであの規約が生まれたのですね……。
    規約は一見シビアですが、それだけ
    フィンディルさんに負荷がのしかかるので、それを軽減するためであろう、と思いました。感想をくれようとしている人に、そこまで依存してひどい態度をとるなんて、ちょっと信じられないけれども。
    フィンディルさんはかつて、ご友人のために感想マシーンになっていた、とお聞きしました。
    ご友人の中に、そういう態度をとる方がいらしたのでしょうか? また人ではなく、マシーンだったというのも気にかかります。
    あなたは、感想を書くにあたって、作品を選べなかったか、選択肢が他になかったかではありませんでしたか。
    規約はあなたを人間らしく保つために作られたルールなのではありませんか。

    心に闇を持つ身として、そこに触れてはならない、となんとなく感じていました。でも、
    フィンディルさんが打ち明けてくださったのだから言います。
    あなたは、どんなにか厳しい試練をのりこえてきたのか。
    その集中力、行き届いた気遣い、苦労を苦労とも(他人に)思わせない本物の努力家。
    そのどれもが、信じられないほどの高みにあり、わたくしを感動させました。
    母という読者を失った自分にとって、母以上に尊敬できる人が現れた、そこが大事だったのです。

    大臣さんのことに触れますが。
    彼は最近いいことがあったのです。
    カクヨムのコンテストに出した作品が、途中で取り下げたにも関わらず、評価されていることが明らかになったので。ですから、
    フィンディルさんに、たとえ指摘だけの感想をもらおうとも、
    あなたにひどい態度はとらないはずだと思いましたよ。けれど、
    フィンディルさんに負荷がかかることには変わりありませんから、どうぞ
    あなたはあなたの御心をお守りください。

    よくぞ、今までご無事でいらっしゃった。
    苦しかったでしょう。
    甘ちゃんで自意識だらけの作家に、傷つけられたのでしょう。
    けれど、よくぞ……。
    ですが、もう我慢はいりません。
    カクヨムは平和の頂です。(ブロック機能があります)

    あなたを頼りに、道の交差するところまで、歩んでいきたいと思います。

    ノートに書きこみをいただき、誠に恐縮です。
    (ですが、なんとなく「感想お断り」のフラグに思えますよ;;)





    10
    水木レナ
  • >水木さん

    友人は素晴らしい方ですよ。それにその友人もネット上のお付きあいの人ですから。
    この方がいらっしゃらなかったら、私は感想書きをしてないです。今でも相談に乗ってくださいますし、とても感謝する大好きな方です。
    マシーンっていうのはただの例えですね。
    活動として不特定多数の作者の作品に感想を書くと、自意識だけの人にもあたってしまいます。それをできるだけ避けるための規約ですね。

    感想を書く理由を探そうと思えばいくらでも探せてしまえて、感想をお断りするのが難しくなってしまうんですよね。
    それで大丈夫だろう大丈夫だろうで大丈夫じゃなかったパターンが何度かありまして。
    ですのでこの人は大丈夫だろうと思っても、意識して執筆するかどうかのラインを優先するようにしています。

    感想お断りのフラグみたいだなとは自分でも思ってました! 勿論そういうことではないので!
    前もってお話ししておかねば、というだけのことでした。
  • フィンディルさま

    (*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
    おっしゃること、わかります。
    フィンディルさんが、気遣ってくださってるのが伝わりましたから。
    一瞬、落ちこんだんですけど、「感想お断り」という前振りだけのために、その後の利用者の気持ちまで気遣うのって、本来ありえないはずですし。
    なぜならば、
    フィンディルさんは、わたくしが規約を読んでいることをご存じなので!
    「規約にこうあります(きっちり)」っていうだけで済むことです。
    それなのに、わざわざノートまで書きこみをくださり、言葉を尽くしてくださった。
    字面でなしに、その行為が示す通り、それは、至らぬわたくしへの、思いやりだと思いました。





    10
    水木レナ
  • フィンディルさま

    ファンボックスにて、
    >気になる場合はカクヨムまでどうぞ
    と書き送っていただいたので、まいりましたよ。

    たしかにフィン感は物語の根幹を明らかにするため、作者が超えようとした場合、一からの作り直しになり、結果全く別の様相になることが考えられます。
    事実、えーきちさんへのフィン感を読んだ後、これは求められているレベルが全く別のものだ、と感じました。
    より高く、より精度を上げる方向へと導こうとなさってる。(と、全体的に感じました)
    そして、えーきちさん葉桜を、えーきちさんご自身よりも熱と心をこめて書こうという人が、フィン感を見た結果、やすやすと超えられてしまうかもしれない。
    そんな可能性を感じました。
    今まで、その作品は作者にしか書けない、かけがえのないもの、と感じていたので、その考えを改めねばなりません。
    小説は誰にでも書ける! 
    しかし注意せねばならないのは、単なる亜流に留まってしまうかもしれない可能性もあること。わたくしは
    えーきちさんの葉桜は、そのままで価値があると思ってきました。
    これからもそうでしょう。
    しかし、フィン感によって、えーきちさんには新たな可能性の道が示された。
    うらやましい……。
    彼はその気になれば、実行さえすれば、己の葉桜を超えてゆける。
    別の視点に立って、違うものを見て、今までにない景色を望むことができる。
    実際、えーきちさんがなさるかはわかりません。
    彼は、取捨選択すると言っていました。
    これ以上葉桜をいじる気はないんだと、受け取りました。
    残念です。
    残念な気持ちが強すぎるので、ファンボックスにも書きこみをしました。

    ちなみにわたくしはシナリオセンターの基礎科の生徒でもありました。
    最初に書いたシナリオが、仲間の叱咤激励や、ツッコミ、アドバイスなどでさまざまに変容し、結果、ぼろくそに言われていた人が受賞していく姿を見てきました。
    シナリオは技術畑なのでそういうことが起こります。
    素材は煮て、焼いて、ひっくり返して、刻み、混ぜ、さまざまに調理して初めてお客様にお出しするものです。
    生徒たちは、これぞ自分の自信作だ! といって五ペラほどの作品を持ち寄り、切磋琢磨します。わたくしは
    生意気ではありますが、カクヨムでもそれができないものかと、期待しております。
    あくまで、自分が、そのような感覚で、フィン感を利用したいというまでのことです。
    フィンディルさんが、どうこうする必要はありません。
    ただ、ご意見をお聞きしたいのです。





    10
    水木レナ
  • PS.フィン感執筆中に失礼いたしました。
    フィンディルさんが、作業を終えられるまで、お待ちします。
    ご無理をなさいませんように。8
  • >水木さん

    フィン感はその作品をより高いレベルへ誘うものである。
    えーきちさんの葉桜は現在でも素晴らしいが、フィン感によりさらに高いレベルに生まれ変われる可能性がある。
    しかしえーきちさんにはそれをする意思はなさそうだ。残念だ。

    水木さんには、シナリオは色々な人の意見やアドバイスに揉まれることで磨かれて品質が向上するという経験がある。
    それと似たようなことがフィン感に期待できるのではないか。

    ということでしょうか?


    そもそも「取捨選択する」は「いじる気はない」ということではないと思います。何をいじるのか、何をいじらないのかをご自身の頭で考えるということです。
    フィン感は従わせるようにではなく超えさせるようにできています。フィン感の内容にただ従って、一日で加筆修正を終えただけでは、大して面白くなりません。逆にバランスを崩し、つまらなくなることもあるかもしれません。そしてそうなったとしてもフィンディルはもう構うことができません。
    フィン感の内容を作者が取捨選択して、咀嚼して、自分で自分の作品になるようにして初めて、面白さの向上がはかれると思います。

    フィン感は飽くまで感想ですので、シナリオの学校のように修正→指摘→修正→指摘→修正→指摘と何度も何度もフィードバックが得られるわけではありません。一作につき一回だけです。
    ですのでこのフィン感の一回をすぐに取り入れて次次! ではなくて、しっかり咀嚼して取捨選択という腰を据えて取り組むという態度は望ましいと思います。
    フィン感は「フィン感を受けて変えてみたよ! 見て見てどう思う?」ができませんからね。
    えーきちさんの姿勢は、フィン感にしっかり向きあって、本気で自作の向上を考えているということだと思いますよ。


    また、フィン感を受けてその作品を向上させるのも、その作品はそのままに次作の構想に活かすのも作者の自由です。
    何のために小説を書いているのかもどういうスタンスなのかも自由なのが大事であると思います。
    フィン感の使い方も、水木さんは水木さんの使い方、えーきちさんはえーきちさんの使い方でいいと考えています。
  • フィンディルさま

    そうか、わたくしは自分の乏しい経験によってフィン感を、えーきちさんを捕らえようとしていたのですね。
    未熟を恥じます。
    同時に、いまだに子供っぽい対立項を作って考えを展開する癖がありますので、お言葉を消化し、すぐに理解するのは困難です。
    フィンディルさんのお言葉は、やさしく諭してくださっているので、感謝せねばなりません。
    ですが、わたくしは根が単純なので、考える時に二極化してしまう癖があります。
    わかりやすさを求めがちなのです。
    自分にとって都合の良いとらえ方をせず、多極面で考えられるようになりたいです。

    外の先生、内なる先生。
    その教えに触れることができて、誠に幸運でした。
    不出来なフィン感利用者ですが、自分の中の変化を受け入れたいと思います。







    水木レナ
    言葉を尽くし、心を砕いてくださったことに感謝いたします。8
  • フィンディルさま

    連投に次ぐ連投、失礼いたします。
    今回応募させていただいた、『葉桜の君に~虹を渡れば~』が応募時六千字強だったものが、加筆修正の末に九千文字強に至りました。
    えーきちさんのアドバイスを事細かに受けた結果、圧倒的情報量不足を感じましたので、掘り下げました。
    もはやレギュレーションは背景にしか浮かんできません(ゆあん様企画です)。
    やはり、一度は他者の目線で見なくてはダメなのですね。
    ギリギリまで推敲し続けるかもしれません。
    ご報告まで。





    10
    水木レナ
  • フィンディルさま

    なんだかこの頃、
    フィンディルさんになれなれしくなっていた気がします。
    フィンディルさまファンの方に申し訳ないので、敬称を改めますね。
    でも、距離を少し詰めてもいいですか?
    交流しましょって書いてあったから、少し打ち解けてみようと思いました。
    話はえーきちさん感想を受けた感想になります。

    えーきちさんはすごい。
    指摘を淡々としてくれますが、極上のセラピーみたいです。
    こうでしょ? ああだから、そうでしょ? っていうのがなくって、これはこう思うし、受け止めたけど? っていうスタンスで、作者側に
    「ここが意味が通じないと指摘されるってことは、その前後の説明が足りてないんだ」とか、
    「これじゃあ、表現の意図が伝わらないんだ」と思わせてくれる言い方で、
    時に、
    「これは作者の心や気持ちを確かめているのかな?」
    「これは作者の力量を問うているのかな」
    って、いろいろ考えさせてくれるんです。わたくしの葉桜が至らなかったので、ハードルを下げてくださったという可能性も否めませんが、とってもありがたく、心強かったです。わたくしは
    フィン感を受けられるか、わかりませんが、えーきちさんの感想技術も、
    フィンディルさまとは違った魅力を感じました。
    説得力と安定感があって、ツッコミがオンパレードなのに、作者は追いつめられることなく、前向きになれました。
    もし、彼が
    フィンディルさまの感想技術を学び、とり入れたら、
    フィンディルさまのよき相方になられるんじゃないかと夢を見ました。
    そうしたら、
    フィンディルさまが傷つけられるような作家さんに出逢った時、えーきちさんがフォローできて、フィン感がより堅固になるんじゃないかと思いました。
    えーきちさんは
    フィンディルさまを尊敬している、と言っていました。わたくしもそうです。
  • 水木さん>
    加筆修正の件、了解しました。問題ないですよ。
    私ファンなんているのかしら……。


    良かったですね。私も水木さんの作品を拝読した後、えーきちさんの感想も読みます。その感想の感想を言えるのがいつになるかはわかりませんが。
    また指摘の品質を見て指摘に感謝できる水木さんを、私は嬉しく思います。

    ふふ、実際、私を傷つけるような発言をした作者がいたとき、えーきちさんは私をフォローしようとしてくださいました。
    本当にフィン感が始まったばかりのときで、場が荒れるのを恐れた私がえーきちさんを止めたのですけど、正直嬉しかったです。
  • フィンディルさま

    います! います! ここにもいます! 
    あなたのファンが!


    えーきちさんの骨折りによって、わたくしは作品に通す神経を奮い立たせることができました。
    前は、書き終えたらもう話を動かす余力が残ってなかったのですが、以前に彼から応援コメントをいただいたとき、ふっとモチベーションが上がって、改稿するに至りました。
    えーきちさんは、勇気をくれる、すごい人! 彼の作品は情熱のありかをまざまざと突きつけ、教えてくれる。

    にゃーっ、そそんあことggg! すごい! 姫とナイトみたい! 知らなかった知らなかったー!
    そうよ、そんなとき、勇気をもって助けてくれる、ヒーローみたいな人なのよ! わたくしも、勇気出して、どんどん強くなりたい! 勇気を出すのよ!
    えいえいおー!





    10
    水木レナ
  • PS.えーきちさんの水木葉桜への感想は以下になります。


    https://kakuyomu.jp/users/rena-rena/news/1177354054893389477#comment-1177354054898003502

    古い近況ノートに飛びます。
  • 水木さん>

    良かったですね。自身の作品に情熱を注ぐのは、とても大事なことだと思います。
    それが水木さんの創作ライフをもっと良いものにしてくれるはずです。
    フィン感もその一助ができればいいなと思っています。

    えーきちさんの感想の紹介ありがとうございます!
  • フィンディルさま

    あ、いえいえ。当然のことですよ。

    竹神さんは、
    フィン感のことを「ふんわり包んでくれる」感じだった、以前に依頼したことのある批評は消化しづらかったけれども、
    フィンディルさんの感想は飲みこみやすくてすぐ実践につなげられそうだって!
    そういえば、
    フィン感ですばらしいという褒め言葉、最近見なかった気がいたします。
    竹神さんって謙虚だなあ。
    高得点にも関わらず、誇ったりしない。
    えー? わたくしだったら、くるくる舞い踊りますよー?
    ちょっと彼女と語り合いたいなー。






    水木レナ
  • フィンディルさま

    ストイックな少年が、こちらへ来るかもしれません。
    映像に強く、眼前に浮かぶようなアクションを描く人です。
    苦労に苦労を重ね、努力の上に努力を重ねる、賢明な方ですから、きっとここまでたどり着けるでしょう。
    彼はたとえ心が折れても、わたくしを恨まない、と言いましたので、
    フィンディルさんの、お名前だけ告げてきました。
    きっときます。
    そして……あとは自分で決めるでしょう。





    10
    水木レナ
  • フィンディル様

    ご報告です。
    カクヨムIDを間違えてフィン感応募しておりました。
    正しくは@rena-renaです。@rena_renaは間違いです。
    念のためにツイッターIDも書きこんでおいてよかったです(冷や汗)。





    10
    水木レナ
  • 水木さん>

    了解です。全然気づかなかった。
    各種IDを記してもらうのは本人確認の意味(他者がなりすまして応募するとかを防ぐ)なので、何かないかぎり参照することはないですね。
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