• エッセイ・ノンフィクション
  • ミステリー

『あるアニメ製作スタジオの終焉について』を休載いたします

沢山の方々に読んでいただきました本作ですが、丁度半分を公開したところで休載を決めました。
理由は作品の1ページ目に、『休載のお知らせ』として書かせていただきました。

ノンフィクションは誰も傷つけずに書くことが難しいですね。裏を返せば誰かを傷つける覚悟が無いと、触れてはいけないものなのかもしれません。

今はまだその能力も、覚悟も、どちらも足りていないのだと痛感しています。

悔いはありません。公開はしませんでしたが、全91話+αを書き切ることはできましたし、筆者にとって理想のエンディングで締めることもできました。今持っている力の全てを投じることができたと思っています。

そして、ノンフィクションの厳しさも知りました。

本当は本文は触れるべきでないと思ったのですが、これまで応援をしていただいた方に、何かメッセージを残したく思いました。

どうか、別の作品でまたお会いできますように。

2件のコメント

  • こういう形では初めまして。

    休載(公開停止)ということで残念ですが、事情がありますので致し方のないところですね。ノンフィクション・ライターはそういうことも飲み込んで「仕事として」書くことが出来ますが、そうではない書き手では、どうしても「内輪の話」から逃れられませんものね……

    個人的には、かつてゲーム業界でSFCゲームなんか作っていたので、そこはかとなく親近感をもって読んでおりました。


    どうぞまた別の作品で楽しませてくださいますよう…… 
  • 久保田さま

    お気遣いありがとうございます。
    私がここカクヨムで出会い、最も尊敬する久保田さんからそう言っていただくと、気持ちが安らぎます。

    書き始めたときに悩み、ある程度の覚悟はありました。
    誤解、批判、誹謗、中傷には甘んじるつもりでした。
    直接対話ができる相手となら、話し合って真意を伝えるつもりでしたし、加筆修正も歓迎と言う立場でした。

    少しばかり補足をすると、今回は最もエールを送りたいと思っていた相手に、それが伝わらないばかりか、その相手を傷つける可能性があることをある方から教えていただきました。そしてその相手に真意を伝えに行く手段が無いことから、今回の決断をしました。

    休載としたのは、将来、それをする必要が無いほどに加筆を加えることで、自信と覚悟を持って、公開できる日が来るかもしれないと考えたからです。

    いつかできるとは思いますが、取材や情報収集は素人作家にとってはなかなか難しので、時間はかかりそうです。

    その日が来るまで、修行と研鑽を積むこととします。

    最後にもう一度。
    暖かい声をかけていただき、ありがとうございました。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する