逢坂　純（おうさかあつし）

僕の人生、黒歴史の連続でした。 その記憶は、その出来事は、ここには書き切れない程大量に思い出されます。 それは、一生胸の中に些細な棘のように疼き、残り続けるのだろうと思います。 …

夏の太陽は、三分の二ほど溜まったシケモクだらけの灰皿を、 ジリジリと照り付けていました。 その結果、事件は起きました。 その顛末は、奇跡としか言えない出来事でした。

中学の時、僕は鍵っ子でした。 学校から帰って、両親の寝室を開けると、 そこにはうちの母ちゃんがベッドの上で……。 見てはいけなかった母ちゃんの女の部分。

工場のライン作業は、ペース配分があるようです。 そのペース配分を考えず、 ベルトコンベアーに製品を流し続けた僕に、チーフが言った一言とは。

夏の明け方、確か小学校の中学年の頃だったと思います。 車のクラクションが朝の静かな時を切り裂きました。 僕はその音を聞いて、何を考えるでもなく、外に出ました。 僕がそこで遭遇した…

僕は２０代後半に、東京で住み込みの新聞配達のアルバイトをしていました。 入所してすぐにそこの所長に呼び出され、面談をしました。 その時、所長がバッグからおもむろに取り出したのが、…

大学時代は無駄遣いをしていたことが多かったように思います。 そのひとつにワンメーターの距離でタクシーをアパートの前に呼びつけていたこともあります。 あの頃の僕は、生意気なクソガキ…

大学時代、僕はビデオ撮影のアルバイトをやっていました。 僕の一番最初の仕事は、ピアノの発表会の撮影でした。 僕は夜更かしが祟って、大遅刻してしまいました。 会社に着くと、社長は怒…

２０代の世間知らずな大学生だった頃の話です。 アパートの一本の電話が掛かってきました。 その電話こそが、僕が騙された絵画詐欺のプロローグだったのです。

特にやりたいこともなかった、高校生時代、 学生の本文は勉強である筈なのに、部室に閉じこもってばかりいた 大学生活。 僕の進学への考え方は黒歴史だったのかも。

幼稚園を卒園する息子からの手紙 エピソード エッセイです こんな私ですいません

夜、突然、彼女は僕の住んでいるアパートを訪ねてきてくれた。 だけれども、僕は彼女を玄関口で返してしまった。 夢中になれることが学生時代にはあった。 でも、それは人を傷つけてしまう…

『黒歴史放出祭』向けにしてKAC第5回お題対応作。 話の内容が内容なので、性描写有りの表示をつけております。

1844年、エルデイ岩礁にてオオウミガラスはこの世界から姿を消す。 それから二度とこの鳥に人類は会うことがなかった。 KAC20246参加作品です。 【時空監査局シリーズ】 …

コンビニでアルバイトしていた若いころ、後輩に元ヤンと名乗る男が入ってきた。 普段は温厚だったその元ヤンの彼が……。

何が分からないのか分からない。頑張ろうにもどう頑張れば良いのか分からない。頑張ってみても空回りばかり。 不器用で要領が悪くて引っ込み思案。学生時代は苛められ、社会に出てからは仕事…

3,600円、某ホテル比較サイトで予約した格安ホテルはとんでもない部屋だった。

大学時代に発表した学生舞台作品は中島みゆきのパクリ作品だった……。

とあるバーで老人は殺し屋と名乗る男と話をすることになる。殺し屋の語り出した過去に隠された意味とは？　 本編は28話までとなっています(約50000文字) 残りは追加エピソードと…

服薬はキチンと守りましょう。 そうしないと、こうなります。

僕が大学生の頃、シノラーと呼ばれる歌がうまくて、可愛い女の子がテレビの中を賑わせていました。 そんなシノラーこと篠原ともえに本気で恋をしていたあの頃の僕。

去年の花見は、ロールキャベツを作り、結構好評だった。 今年の花見は何にしようかと考えた挙句、・・・・。

小学校の卒業の卒業記念品に貰った印鑑。 皆、「山本」だの「鈴木」だのと立派な印鑑を貰っていた中、 僕の印鑑は……！！

皆がテレビやファッション雑誌を見て、自分のライフスタイルを決めていた大学時代、僕はO先輩に憧れ、O先輩のばんからを真似ていた。

読んだ小説の紹介記事を投稿するエッセイです。 基本的には、文庫本か単行本ですが、たまにカクヨム内の小説を紹介することもあるかもです。（スコップレポートと呼ばれるらしい） 更新…

バイトの配達途中、急激に腹の痛くなった僕は、民家でトイレを貸してもらうこともできず、僕がした行動は……。 「何で俺が猫のふんの掃除をしなくちゃならんのだ」 激怒するバイト先のオー…

「お洒落をしてきてください」 そう言われて僕が選んだ黒革のライダースジャケット。 「お洒落は足元から」 姉の助言を受け、靴に合わせた服装にして行ったホテルレストラン。 職員さんも…

当時の僕の楽しみは、毎日の風呂上りに寝室の羽毛布団にダイブして、羽毛布団のフカフカさを味わうことでした。 いつものように僕は羽毛布団にダイブしたのだが、そこに待ち受けていたものと…

ひたすら140字程度の掌編小説を書いていきます。 目標は1000本です。 ジャンルはノンジャンル、いろんな方向から攻めていきます。 くじけたてたらご叱咤よろしくお願いします。 そ…

これだけは、秘密にしておかなければ二人の友情が崩壊してしまう。 絶対に肯定してはいけなかったあの時の話。

我輩は軍犬である。 名前は丸いからマル。 他の犬より色々とスペシャルな犬である。 この物語は何の他愛も無い、人と一緒に歩いて行くだけの我輩の日常である。

2024年3月1日。 漫画家、鳥山明先生が永眠されました。 世界に冠たる漫画家である大先生に教えて頂いた大切な事、そんな思いを私なりに綴ったメッセージです。

歯茎が腫れているだけで「グキボン」と呼ばれた思春期の頃。 「グキボン」と言うあだ名を付けた残酷なクラスメイト、 「グキボン」というあだ名を許して傍観していた大人たち、 「グキボン…

火星人だった僕は手術のおかげでスッキリする筈だった。 しかし、手術が終わっても、心は晴れはしなかった。 コンプレックスは心の奥底に残ったままだった。

プレッシャーに弱かった少年時代。 自分の名前の由来の宿題をクラス全員の前で発表する授業の時に、僕は……！

小学生低学年、お姉ちゃん子だった僕は、アイドル「輝（かがやき）ゆり子」となって、芸能生活を送る（空想の）。 その芸能生活の実態とは？！

そんな僕にＯ村君は、 「絶対に人生観が変わるから！」 と言って、僕を風俗店に連れて行ってくれました。 男４５歳の童貞物語、ここに登場！！