https://kakuyomu.jp/my/works/168167004267919298064話は今の話から数年後のユキムラ達が無事にMSライダーとなった後のことを書く予定。
機械人達の依頼に応じて、新型MS(機動人)等を融通してくれる便宜を図ってもらう代わりに旧ラサに落着した星の破片から、古龍や深海棲姫クラスを破壊するに足る大量破壊兵器を回収する任務を受け入れることにした、日ノ本国参謀本部は、精鋭MS部隊を旧ラサに送り込むことを決定した。
「タカツキさん、自分を選んでくださってありがとうございます!」
成功したら騎士として近衛部隊に推薦する約束で隊長を引き受けたタカツキにユキムラが挨拶する。
「ユキムラ、貴様のことは、ゴウ様から聞いたよ。模擬訓練とはいえ、彼女のグフカスタムに勝てるとは大したものだ」
「そんな・・・ありがとうございます。タカツキさん、ザクはどうしたのです?」
よく似てるが、ザクより古の鎧武者にような恰好をした機動人を見たユキムラが尋ねた。
「ザクは、古龍との戦闘で大破した。で、ゲオポリスの連中がよこしてきたのが、コイツ・・・RMS108マラサイだよ」
「性能は?」
「ザクに比べたらパワーと足回りが段違いだ。気に入ったぜ!」
「なるほど・・・」
どうやら、自分が乗るザクFZとは段違いだなとユキムラは思った。