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化け物バックパッカー、新幹線の窓を見つめる。 公開しました!

「キップノ……ハイケン……?」
「購入した切符が間違っていないか確認することだ。しかし、この電車ではいまだに切符の拝見をしているのか?」
「ええ。この時代で切符の拝見は珍しいと思いますが、この車両では切符の拝見を行うことになっているので」

https://kakuyomu.jp/works/16816452219631284452/episodes/16816452219631405575

こんにちは、オロボ46です。
今回は電車の車内がテーマになります。



その新幹線の乗客は、たったの2名だった。
 ひとりはバックパックを背負った老人、もうひとりはバックパックを背負った化け物。

 そんなふたりの前に車内販売のワゴンが押されてきた。
「……おまえは新幹線パーサーも勤めているのか?」
「なにぶん人手不足ですので。ところで、何か購入いたしますか? 缶ビールもありますよ」

 ふたりのバックパッカーとたったひとりの車掌が、窓の景色を眺める。

 揺れを感じないまま。



ぜひ見てくださいね。

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