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Ωの境界篇をおえて

 もともと芥川龍之介の『アグニの神』を基にした降霊術と、その真相、碧との出逢いを搦めようとして模索した結果、密室など知らぬ事かと暴れ回る、やばい宗教団体による騒々しい一悶着に・・・・・・。

 因みにAlphaこと八幡平女史は『千里眼殺し』の八幡平鶴子の弟の娘という、自分内設定があったりもします。鶴子婆さんが霊能力者か、否か、それは千里眼殺しの主人公の判断に任せるとして、今回の八幡平女史は叔母と同じく、完全な虚実でも、本当の霊能力者でもない、どこか灰色の境界の人という立ち位置で想定してました。

 また供述調書にしか出てこず、若干わかりにくいですが、今回の掌篇は2019年頃の話。つまり雫石青年が右往左往する本年から、4年前の話として書いてます。

 さて次ですが、おそらく『人魚』の話にするか、も? 流行ってますしね。

 もちろん、次の更新も未定。年末年始にかけてバタバタしとるので、来年過ぎになるかもしれませんが、気長にお待ちしていただければ・・・・・・。 

 

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