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人魚病篇をおえて

どうもアガサクリスティに今更ハマっている織部です。数年前までら英米黄金時代の三人(カー・クイーン・クリスティ)の中で、1番下だと思っていましたが、クリスティホロワーのホロヴィッツ作品を読み出した頃から、少しずつ良さがわかってきて、最近では頻繁に早川の赤本を買い求める日々です。今のクリスティのオススメは『ポアロのクリスマス』でしょうか。クリスティならではの阿弥陀籤のようなストーリー展開から、引き切ったあとも当たりがでず、意外なところから、もう一本の推理の道筋を提示される展開は痺れますね。

さて本作ですが、アイデア出しをしていた時は、何か人魚ブーム的なものがあったように思いますが、もうすっかり忘れて、オチすら失念しそうになりながらも、なんとか、こさえました。

一応、この辺りから、終盤に向かって、話を進めていく感じになります。12話のドラマでいうところの本筋に入っていく8話あたりでしょうか?

次の話は、雫石くんから離れて、糺川女史が数ヶ月ものあいだ、何を探していたか、についての話でいこうかな、と。怪異は本編で水槽に浮かんでいた腕に関することと、殺されていた麹町氏(Ωの境界篇ででてきた、精神科医の男性であること気づきました?)に纏わることで構成される予定です。

題名はいまのところ『木淫篇』になる予定でおま。それでは、また、いつかの機会に。

織部より。

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