• 異世界ファンタジー

第二紀アリューザ・ガルド→第三紀アリューザ・ガルド

ツイートを修正したものをつらつらと転記していきます。

『フェル・アルム刻記』、公開を開始しました。完結済み。一日一章のペースでアップ予定です。
 全部(追補編含む)アップしたら「オンライン小説同窓会 ~インターネット黎明期、ホームページを作って掲載した「あの作品」を~」に登録します。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054886655014

『赤のミスティンキル』の扱いをどうしようかな……2002年から書きはじめ、中断を経ていまだに終わっていない作品。
 今考えているのは、この物語は未完とし、今の自分に、よりしっくり来る世界観を作った上でリライトすることです。

 ネット上に今まであったのは、第二紀アリューザ・ガルド(1996年、アリューザ・ガルド“万象還元編”執筆開始〜現在)、第一紀は1996年以前、TRPGをやっていた時の世界観。第三紀はこれから、ということですね。

 今まで創ってきた第二紀アリューザ・ガルドはどうすんの、というと、赤のミスティンキルを「未完」表記した上で、『この物語が終わり、世界では数多の年月が過ぎ、やがて“永遠の黄昏”なる緩慢たる滅びの時を迎えた』とします。

 〜永遠の黄昏状態がずっと続く世界。それに嫌気が差した人々は真の滅びの世界へと転移することができます。そこにはいなくなった英雄や神々・冥王などすべてがいて、迫り来る“無”に立ち向かいますが、けっきょくのところ飲み込まれ、すべてはひとつとなって真の終わりを迎えます。〜

 第三紀アリューザ・ガルドは、神話を作るところからはじめていきます。単語は今までのものを再利用します。世界観は従前、欧州風神話世界をベースにしながらも、ものすごくゆるーいかたちで大乗仏教世界に繋がっています。(←この設定は作品にはまったく載せません)10億ある世界の中にはこんな仏教らしからぬ世界があってもいいじゃないか(ぉ
 大乗仏教世界にしてもインド〜中国〜日本に渡るまでその国の文化によって多々変遷を遂げているわけだからお互い様なのです(お これで奈落とか縁とか金輪際とか実は仏教用語の単語も問題なく使えますね!
 なお単位はメートル法など、現代日本で使用されているものにします。独自単位面倒くさい。

 ……昔はエヴァとかBASTARD!!とかの影響でキリスト教カッケエエエエエ!! と思ってたのにな。仏教に特別入れ込んでるわけではないし、今後自分自身が仏教を学ぶなら日本の大乗仏教ではなく、釈迦の言葉により近い原始仏教だろうなとは思います。

 さて、須弥山(実際はこの単語は使わず、頂きなき山(これは第一紀アリューザ・ガルドに存在していた。須弥山知らなかった)にします)のはるか上の世界には如来(アリューザ如来とか何とか)がいるのでしょうけれど、物語に関わってくるのは今までどおり、アリューザ・ガルドの神々になります。

 須弥山世界も、自分の欧風ファンタジー観と相容れない部分が多々あるので、そこはアレンジしまくります。ので、こういう概念図どおりの世界ではまったくないです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/須弥山

そんなわけで、ぼちぼちゆるーく構想を練っているところです。

 なんで第二紀書くのを終わらせて仕切り直して第三紀を書こうかとしているのかというと、頑張って書いていた2000年代初頭では自分の考え得る理想に近い世界を構築できていたんだが、時を経るに従って乖離というか破綻というか、もうちょっと考え直したいなあと思う気持ちと、あとは興味の喪失です。
 興味の喪失については、ここ10年来のうつの症状によるもので、おそらく今後も続いていくと思います。しかたないやね。興味がないものにしがみつこうとしても。

 創作活動止めようかどうしようか、二次創作ベースで考えていこうかはたまたノンフィクション? とか数年以上うろうろして、なんだかんだでファンタジーに戻ってきてるわけですが。

 ファンタジーは現実の鏡、という言葉があるそうだけれど自分にとっては全然そんなこと無くて、この世ならざるモノを書くのが自分にとってのファンタジーなんだというのはブレてないですね。地に足の付かない物語を書いていきます。

以上、ツイッターの散文失礼しました。

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