ご無沙汰しております! 長埜恵です。
先日は突然入院し、また連載も一通り滞ってしまい申し訳ありませんでした。
なんとか退院しました。その節は温かいお言葉をかけてくださり、本当にありがとうございます。恐ろしいぐらい元気づけられました。病院でコメント見て泣いてました。
さて、表題にもありますとおり、拙作 『怪異の掃除人』の書籍情報をお知らせします!
【タイトル】
怪異の掃除人・曽根崎慎司の事件ファイル
生ける炎は誰が身を喰らうか
【発売日】
2023年1月11日
【出版】
宝島社文庫
【ISBN】
ISBN-10
4299038428
ISBN-13
978-4-299-03842-5
【イラストレーター】
斎賀時人さん
【価格】
本体718円+税10%
【本の紹介】
応募総数13,116作品! 第10回「ネット小説大賞」受賞作です。怪しげな男、曽根崎慎司は、警察では手に余る名状しがたき怪事件を請け負う『怪異の掃除人』だ。そんな彼のもとでアルバイトをする竹田景清も、不可解な事件に巻き込まれていく――。街中で見つかるちぎれた小指。吸えば溺死する漆黒のタバコ。体の一部が食われる夢。そして、生ける炎を信仰するカルト教団。狂気に呑み込まれてしまえば、終わり。闇の底から這い寄る怪異に立ち向かう、ホラーサスペンス開幕です。
AmazonやRakutenブックスでも予約が始まっています。
妖艶な雰囲気を醸し出す表紙を担当してくださったのは、斎賀時人さんです。感謝してもしきれません。
ちなみに斎賀さんには、各章の扉絵もお願いしております。阿蘇、藤田、柊の三人のイラストは、順次公開できたらと。
ところで文庫本に収めるにあたり、WEB版では25万字近くあった当作を15万字まで大幅に改稿しています(がんばった)。全体的な流れは変わっていませんが、細かい展開やセリフ、含みや伏線などを念入りに手直ししているので、かなり読みやすくなってるんじゃないかなと思います。
なお、字数を削ったにも関わらず、新規エピソードがなんぼか爆誕しました。ブロマンスは自生するもの。あと、何とは言いませんが改稿してるうちに濃度が増しました。ブロマンスは圧縮されるもの。とにかくあの手この手でストーリーを煮詰めたので、結果としてブラックホールみたいな質量の本になっています。今からここを銀河の中心とする。
そんな『怪異の掃除人』書籍版、もしよろしければ、あなた様の本棚の隅っこにそっと加えてくださると嬉しいです!
私は、引き続き書籍化作業と療養を並行して行います。すいません……連載は……落ち着くまで……もう少しお待ちを……!!
今後ともよろしくお願いします!!