「は、初めまして! 中央軍事学院高等部1学年大隊第2中隊の多賀城ほのかです。こ、この度は、お、お、お日柄もよく、え、えーと……」
「だいじょうぶ、ほのか?」
「はにゅーん、エマ先輩! わたし、ムリですぅぅ!」
「だいじょうぶ、そのための私よ。コホン、コホン。初めまして、皆さん。中央軍事学院高等部2学年大隊第1中隊のエマ・ウィンターズです。この度は、私たちの事を描いた小説『ソニック・ブレイド』が、2016年の小説家になろうさんでの公開から約10年を経て加筆・修正の上、カクヨムさんでも本日14:00より公開する運びとなりました。小説家になろうさんでも改めて公開いたしますがカクヨムさんでの公開が先行する形になります。たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです──こんな感じよ、ほのか。どうかしら?」
「はにゅん! スゴイです、エマ先輩!」
「ふふふ。エマさんは、あまーーいっ!」
「はにゅん! その声は!」
「北葉女学院中等部三年生。夏彦君の永遠のパートナー、かおんさんだよぉぉーっ!」
「むむ。出たわね、かおんちゃん」
「夏彦君のパートナーにして、中等部生徒会長のかおんさんが、ばっちり決めちゃうんだからね! さあ、いくよーっ! ほのかさんっ!」
「ええと……。かおんさん、そろそろ時間が……」
「そ、そんなぁ……」
「甘いわね、かおんちゃん。マーマレードのように甘いわ」
「ふえーん、エマさんのイジワル! がお~っ!」
「ええと……もう収集が付かなくなって来ちゃいましたぁ! ともかく、皆さん──」
せ~の!
「「「小説『ソニック・ブレイド』をよろしくお願いしまーすっ!」」」