おはようございます。おばけがでるよです
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私の好みについて書いておくと良いかな、と思い、ここに書きます。
私は、三島由紀夫氏の小説、暇な大学時代、「仮面の告白」を読んでから、彼の作品、そして存在自体が結構好きです。政治的活動にはあまり興味を持ってはいませんが……。
そのために、読み応えのある、しかし納得でき、意味がわかればとても映像的で、読みやすい文体が私の好みの中心です。
次に好みなのは、村上春樹氏の文体です。
「風の歌を聴け」をこれもまた大学生時代に少しずつ読みながら、そのなんともいえない心地よさに感じ入り、一時期、フィーリングを真似た詩作にはまっていました。
あとは、太宰治氏の文体というか、文章がとても私には、はまります。三島由紀夫氏が生前に彼を嫌っていたことで、私も読まずに勝手に嫌っていたのですが、「女生徒」を読んだところ、おこがましくも大好きな作品になっていました。
一度読み終わると長く置いておくので、正確な感想にはなってないうろ覚えの印象ですが、文章の運びに良い違和感があって、そこにオリジナリティを感じ、フィーリングを真似したくなります。
(追記:あとは、文体に関係なく、作者さんのオリジナルな視点のある物が私は好みです)
謙遜でもなく少なめの、私の読書生活の中でも、多くはこの3方に影響され、そのうえで、自分の力の範囲で頑張って書いている、という感じです。
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極端に筆が遅く、小説は書いた数も少ないので、ここカクヨムに置いているのは過去作ばかりですが、よろしければ、読んでいただけると嬉しいです。