• ホラー
  • 現代ファンタジー

昏き森のオルディバル 二話 あらすじ

 規格外の巨人の出現によって、滅亡の窮地に立たされた人族だったが、太古の超兵器オルディバルが復活したことで事なきを得たのだった。

 ところが、問題はそれだけでは終わらない。
 規格外の巨人の存在が確認されたことで、人族は対応を迫られる。あれに対抗し得るのは、やはりオルディバルのみであるが、先の戦いによってオルディバルは激しく損傷してしまった。
 
 果たしてオルディバルはあと何回の戦いに耐え切れるのか。

 そこでミズィガオロス最高意思決定機関〝元枢会〟は、デボラ・ファントゥスをはじめとする枢都の魔法使い六名に指令を発令した。

 それは人族より遥かに卓越した技術をもつとされるドワーフの捜索指令だった。
 伝承の中でしか語られることのない実在も疑わしい存在を、彼らは捜し出せというのだ。

 絶望的な気持ちを抱えながらも、デボラたちはやむを得ず人族未踏の南西の地〝陰〟へ踏み入ってゆく。

 果たして彼らは無事ドワーフを見つけ出すことができるのか。
 そして規格外の巨人は今後もミズィガオロスの大地を脅かし続けるのか。

 過酷なる運命に立ち向かう者たちの物語は、まだ終わらない。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する