いやー、ついに始まりましたね。カクヨムコン7。このコンテストのために準備をして牙を磨いてきた方も多いと思います。カクヨムコンから始まったカクヨムだけに、カクヨムコンのみに作品を投稿している人もいたりするのかも知れません。
【2021/12/1~2022/1/31開催】第7回カクヨムWeb小説コンテスト 応募要項を発表しました
https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon7_announcement 正確には、まだ『募集要項が発表された』と言う段階ですが、ここでしっかり条件を確認して情熱を燃やす方も多い事でしょう。賞金稼ぎ達の宴が始まるぜ! ヒャッハァ!
新しいカクヨムコンが発表される度に話題になると言えば募集ジャンルですが、まずは主な変更点から見ていきましょう。
1.新たに『映画・映像化賞』創設。
2.『ホラー部門』新設。また『恋愛部門』が『恋愛(ラブロマンス)部門』に『ラブコメ部門』が『ラブコメ(ライトノベル)部門』にそれぞれ名称変更。
3.『カクヨムWeb小説短編賞2021』では短編小説に加えてエッセイも募集。
多くの人が注目するのは1番の『映画・映像化賞』ではないかと思います。ラノベの映像化と言えば基本アニメですが、この賞を受賞した作品の映像化は実写映画やドラマになりそうなよかーん。角川映画と言えば昔は実写映画のイメージの方が強かったですもんね。
だから、異世界モノより現実的な作品の方が有利かも。分かりませんけど……。
2番のホラーはともかく、恋愛とラブコメは呼び名が変わっただけっぽい。真面目要素の強いのが恋愛で不真面目要素が多いのがラブコメって感じかな。そこに主人公の性別固定がなくなったのなら、良い傾向かなとは思います。
個人的に気になるのはやはり3番目。え、エッセイがコンテスト対象になっただとう……(汗)。でもコンテストだからダラダラ続いている日記系エッセイはお呼びじゃないんですよね。残念。テーマのある短編エッセイはな~んも思いつかんのじゃよー。むう。
これ、コミックエッセイの原作募集と言うのが正しいようですなあ。
コミックエッセイって作者が漫画にしているものが多くて、わざわざ原作を別にしているのって実話系のものしか思い浮かびません。しかも読後感が悪いものばかりってイメージ(汗)。いい夫婦に見えていたのに実は……的な。
まさかそう言う内容を求めているとは思いませんけど、そう言うのが受賞したりするのかも……。私がカクヨムで読んでいるので言えば、達見ゆうさんの『夫が陰謀論にハマってしまった』みたいなやつ。
個人的にはF・獅師さんの『ささやかな日常のひとこま』みたいなほのぼの系が好きなんですけど……。ほのぼのは既に溢れているし、わざわざ原作を募集する程でもないか。
ドロドロ系エッセイもカクヨム内に割とありますし、そう言うのを書いている人が有利なんかなー。何にせよ、こう言うエッセイはこの人にしか書けない! って言う作品が選ばれるのでしょうね。うぐぐ、結構ハードルが高そうだぜ……。
ジャンル的な話と言えば、今回募集されているのは『異世界ファンタジー』『現代ファンタジー』『恋愛』『ラブコメ』『キャラクター文芸』『ホラー』の6ジャンル。
何か気付きませんか? そう、SFがないのでぃす! またしてもSF書きの皆さんの落胆が目に見えるようですな。まだSFは復権していないのですね。残念。
もうSFブームは来ないのかなぁ。物語で哲学を語るのに一番適切なジャンルですのに。
と言った感じで。今回も精一杯盛り上がって欲しいですね。年に一度のお祭り、みなさん全力で楽しみましょう!