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公園おじさんとおばけちゃんのプロット

 おばけちゃんふわふわ散歩
 いつものように公園へ
 誰もいないベンチに座る
 ゆっくりと流れる時間

 猫が歩いていく
 おばけちゃんはついていく
 川の方に目をやった
 おばけちゃんは猫を見失った

 仕方なく公園に戻るとベンチには先客が
 それはおじさんだった
 おじさんはただひたすらにぼうっとしている
 おばけちゃんが話しかけても無反応

 それからおじさんは毎日公園に現れる
 おばけちゃんはおじさんをからかい続けた
 それでもおじさんは無反応
 猫が横切って無無反応

 おばけちゃんはおじさんを尾行してみた
 ボロいアパートに吸い込まれていく
 何だかこれ以上はいけない気がして尾行を中断
 ゆっくりと夜は更けていく

 次の日もおじさんはやってきた
 おばけちゃんはおじさんの横にちょこんと座る
 おじさんが独り言を喋り始めた
 おばけちゃんは適当に相槌を打つ

 そんな日々が続いていく
 おじさんの表情に生気が戻ってきている
 猫にも反応するようになった
 おばけちゃんは嬉しくなる

 おじさんが来なくなった
 変に心配になったおばけちゃんはおじさんを探しに行く
 おじさんはいつもと違う表情でコンビニへ
 おばけちゃんは声をかけた

 その声におじさんは振り向く
 君、いつも僕のそばにいた?
 ダメだよ、悪い事をしたら落ちていくだけだ
 おじさんは頭がおかしくなったと思って駆け出していった

 おばけちゃんが追いかけるとそこはいつもの公園
 椅子に座ってじっと地面を見ているおじさん
 おばけちゃんは優しく声をかけ事情を聞く
 おじさんは素直に事情を語り始めた

 おじさんは色々あって一人になって仕事をクビになっていた
 おばけちゃんはおじさんに同情する
 おじさんは自分のおばけちゃんみたいになろうかなと言い始めた
 必死にそれを止めるおばけちゃん

 おばけちゃんはおじさんを知り合いに元に連れて行く
 知り合いの霊能者は不機嫌な顔になる
 おばけちゃんは必死になって雇ってと訴えた
 その後、おじさんは再就職が決まってニッコリ

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