創作者には2種類の人がいると思うんですよ。それは創作の出発点。そう、最初からオリジナルの話から書き始めてずーっとオリジナルを書き続ける、出発点が一次創作の人と、最初は既存の物語のアレンジから始まった二次創作始まりの人です。
一次創作の人が二次創作は書かないみたいな認識は私の思い込みかもですが(汗)。
原点が一次創作始まりの人は、昔からいる表現者のパターンですよね。この手の人達は頭の中で物語が自然発生するので、他の面白くてやめられない趣味と一緒です。
簡単に言えば周りの評価に創作力が影響されません。いや多少は左右されるとは思いますけど、この手の人は表現したいっていう理由が一番ですから人気がないからこの趣味は止める、とはなりにくいんです。心が創作をしたがっているタイプ。
で、原点が二次創作の人ってそこがちょっと違う場合が多いような気がするんです。周りで流行ってるからやってみた。書いたら何か受けたから続けてみた、そう言うタイプが多そうな気がするんですよね。偏見かも知れませんけど。
つまり、最初から創作が趣味と言う訳でもなく、色々あって創作と言うものに興味を持ったタイプ。趣味は他にもあって、面白くなくなったらすっぱり止めちゃえる人々です。
何故そう思ったのかと言うと、二次創作始まりの人の意見を色々と読んでいる内にそう感じ取ったから。似たタイプにはずーっと読み専だった人が書き手側に回った人にも当てはまりそうな気がします。動機的には近いですからね。
自発的に始めたのではなく周りの影響で始めた人の特徴は、さっき書いた通りにその趣味が周りの反応に左右されやすいところ。人気を得るために露骨に流行りの要素を入れまくったり、パクってみたり、盗作……まで行くと別の話になるかな。
もっと重要なのは、評価されなかったらモチベーションが維持出来ずにそのまま創作を止めてしまう人が多い……気がするんですよ。
一次創作が始まりな人も底辺な場合は受けない受けないって言いますよ。言いはしますけど、それは受けない事実を受け入れているだけであって、それを理由に創作を止めると言う選択肢は選びません。
二次創作始まりな人は受けないだけでモチベーションを下げて止めちゃえるんです。そう言う人、結構いる気がします。
これ、正確に言うと別に創作以外にもしっかり趣味があって、創作の優先順位が低い人って言い換えた方がいいのかもですね。
二次創作が趣味な人をメインで取り上げたのはつまり、最初は読むだけで満足していた人が作る側に回ってみて、その後にまた読む側だけに戻る、みたいな。私も昔は物語を紡いでいたんだよー、いい思い出だわあ、と言うサイクルを想像しちゃったからなんです。
言いたい事がうまく伝わらなかったらごめんなさい。
で、結局何が言いたかったかと言うとですねぇ。評価がなくなたからって創作を止めるなんて言うなよ! 立派だよ! みんな歴史の教科書に載るくらい立派だよ! こんな事で止めるなんて言うなよ! 各部門、応答しろ! って言う事なんですよ(謎)。