物語にはその作品のスパイスとして嫌なキャラが登場する事がよくありますよね。嫌味を言ったり意地悪をしたり罠にかけたり……名作と呼ばれる話には嫌キャラありきですよね。
私、この嫌キャラが書けないんですよー。人の作品でも嫌キャラ苦手ですし。嫌キャラを出せば物語に広がりが出てきて、面白くなるって頭で分かってはいるんですけどね。
単なるお邪魔キャラは書けそうなんですけど、て言うかそれは今まででも書いた事はあるんですけど、卑怯で狡猾で自己中心的でこいつはくせーッ! ってキャラは今の私の力量では無理ですねぇ。そもそも大好きな主人公達をそんな危険な目に遭わせたくないです。
そう言う嫌キャラを上手く出し抜いて倍返しだッ! って展開が書ければ読者の溜飲も下がるって話なんですけどね。そのためには主人公をピンチにさせないといけません。ダメ、それは出来ない……。
なので、私の当面の目標はこの嫌キャラコンプレックスを治す事ですね。創作をする以上はどんなキャラも書けない事にはねえ。