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話のスケールを大きくする?こじんまりとさせる?

 物語を書いていてまず考えるのがそのスケール設定です。個人的な話で終わるのか、世界を救っちゃうような大げさなスケールにまで拡大するのか。
 昔は物語と言えば世界を救うものだと思っていた時期がありました。

 最近は結構個人的な話で終わるような作品をよく目にするようになりましたね。アニメにもなった「刻々」と言う作品はひとつの大きなエピソードを丁寧に描写し終わって物語が終わりました。
 漫画やアニメでこう言う展開は結構珍しい気がします。普通は幾つかのエピソードを積み重ねて大きなスケールでクライマックスを迎える事が多いですから。

 翻って小説の場合、こう言う作品は珍しくないですよね。10万文字の作品を読むと、上記の「刻々」のようにひとつの大きなエピソードを丁寧に描写して終わる作品をよく見かけます。
 逆にミニエピソードを積み重ねるTVアニメ的な作品の方をあまり見かけないような……。

 で、みなさんは作品を書く時にスケールをどうしていますか。実際、スケールが大きくなればなるほど描写が難しくなるのですが……。
 私は結構スケールを大きくしがちなんです。世界を救いがち。話のスケールは大きい癖に表現力が足りないのでリアリティがなくなっちゃうんですけどね(汗)。

3件のコメント

  • にゃべ様

    近況ノートにご訪問いただき、誠にありがとうございました。
    また、ご挨拶遅れ、大変失礼いたしました。
    申し訳ございません。

    話のスケールの話は自分もやたら大きくしたがるのでよく分かります。
    現在、書いている「異世界不動産」という作品があるのですが、当初は異世界でダラダラ生活する内容だったのに、今では1つの国や人を救う話になっています笑
    少年漫画のような熱い展開の作品やSFチックな厨二心をくすぐられるような作品が好きなのでその影響を強く受けているんだと実感してます。
    スケールが広がったら広がったで私はしょうがないと諦めます。
  • こんにちは。レビュコメありがとうございました!

    わたしはなんでもマクロからミクロの世界に目を向けるのがすきなので、話はちまちまが主流です。
    そもそも短編派なので……。
    ねちっこくなりすぎない描写を、心がけています。セリフを行動に置き換えたり。
  • おっぱなさん こんばんは☆彡

    おっぱなさんはスケールを大きくしがちなんですね。分かります。アニメやら少年漫画で育ったら、そう言う傾向になってしまいますよね。風呂敷が広がってもちゃんと畳めればいいんです。
    とは言え、綺麗にまとめるのがまた、難しいんですけどね(汗)。


    軒下瑞燕さん こんばんは☆彡

    軒下さんはリアル志向なんですね。小説ではそう言う傾向の作風の人も多いですし、それはそれでありだと思います。確かに一介のパイロットを主人公にした場合、大袈裟な展開は考え辛いと言うところがありますね。
    リアリティのあるスケールの大きな話にしようと思ったら、大統領とか将軍を主人公にした群像劇にしませんと。

    ポケモンでサトシがポケモンマスターにならないのは作品を終わらせないようにするテクニックなだけなので、終わりのある小説でそのパターンはどうなのかな? と思わなくもありません。永遠に書き続けたいと思うならアリですけど。
    とは言え、あしたのジョーを例に出すまでもなく、スポ根が大会の優勝で終わらない名作もない事はないんですけどね。


    つきなみ結さん こんばんは☆彡

    短編だとスケールを大きくするのはそもそも考えなくていい気もします。伝えたいテーマを語りきればそれで十分ですしね。
    ねちっこくなりすぎない描写、確かに読後感を考えたら重要ですね。


    夕日 ゆうやさん

    作品のジャンルに合わせてスケールを選択する、確かにそうですね。何も全ての作品で同じ世界観にする必要はないですもから。

    ある創作論によると、小説の描写と言うのは大事なところだけを精密に、だそうです。どの部分を描写してどの部分をカットするか、それは書き手のセンスにかかっています。
    このセンスを磨いて、多くの人に評価される作品を書きたいものですね。
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