この夏、コロナで身動きが取れないことと、ちょっとしたきっかけがあって、カクヨムでの執筆を始めた。
苦戦続きだ。
だって私には集中力がない。
そもそも発想力も乏しい。
だから、すぐ躓く。
そんなとき、このプラットホームに溢れてる〝戦友たち〟の作品を覗きにいく。
勇気をもらう。
モチベーションをもらう。
正直に言うと、嫉妬ももらってきてしまう。
このシチュエーション何かに似ているな、とひっかかっていたけど、ああ、二十代の頃にやっていたバンド活動だと、思い至った。
ひとに聴いてもらいたいくせに閉鎖的という、不思議なコミュニティだったけれど、中に入りこむと、意外とアットホームな感じだったりする。
私らのバンドは行動力がなくて、企画モノは呼んでもらうばかりで、どちらかというと平日のブッキングライブが多かったから、新しい出会いは多かった。
波長が合った他のバンドの別のライブを見に行ったり、私らのライブに来てもらったり、時々スゲー連中を目の当たりにして、感動しつつ、嫉妬に苛まれ、私らもやったる!と次のリハに気合いが入ったり。
その行ったり来たりが、あったかかった。
自分の拙い曲なんかを、例え本音は社交辞令的にでも、聴きに来てくれて嬉しかった。
勇気をもらった。
モノを書く、という領域で今、それを改めて体感している。
そこに、ささやかだけど、荒んでいた日常から解放されるような、勇気をもらえている。
幸せだ。
まるで20代に戻ったようだ。
(戻れる訳がないけど笑)
この場を借りて、私のまだまだ稚拙な作品に、
素晴らしく美しいレビューを書いて頂いたみなさま、
暖かいコメントを頂いたみなさま、
私の心を潤す作品を届けれくれるみなさま、
大感謝です。
日々、勇気をもらっています。