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『黄昏のホウコウ』あとがき

 お久しぶりです。
 先ほど、『黄昏のホウコウ』が完結しました。
 私の処女作です。
 もともとこれを書き始めたのは今は亡きモバゲー小説コーナーで、「自分の書きたい話」を何も考えずに書き出したところ、予想通りほとんど読まれることなくそのまま現在に至ります。
 私の執筆歴イコール黄昏のホウコウの連載期間でした。十年以上、終わらせることができずに、全部消して一から書き直したり、諦めて「不勉強版」と割り切って連載したり、とにかく長い付き合いになりました。
 モバゲーがエブリスタに移り、なろうに移動したらいつの間にか異世界転生が隆盛して登録必須キーワードなるものが出てきたりして、結局カクヨムにまで付き合わせてしまいました。
 正直ここには書き切れないくらい、黄昏のホウコウには思い入れも、恨み辛みも山ほどあるのですが、終わらせることができて、私が一番びっくりしています。
 納得のいく終わり方かと言われると正直自分で納得はいっていないのですが、年と時間を経て自分の中を占領し続けた作品を、一応は完結というかたちでトドメを刺せたことは、少しはよい方向に働いてくれるのではないかと思います。
 もちろん、「不勉強版」のままのところがそのまま残っていたり、納得のいっていないところが山ほどあるので、今後も書き直す必要は出てくるでしょうが、ひとまず、お前とはお別れにします。

 では、さらば。

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