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カクヨム3周年記念選手権、を振り返るの巻――巻三

KAC5.『こんな日にはしりとりで。』ーお題「ルール」
 これもまたお題に苦しんだ話でした。
 悩んだ挙げ句、ややあざとい話になってしまったかな、とは思いました。
 でも、一度書いてみたかった題材だったので、満足しております。
 お題のルールはしりとりに掛かってるわけですが、その前に主人公の僕と彼女の間に、僕だけが持っているルールというものがあります。
 それがキャッチにした「ぼくらのルール」なんですが――
 それと最後の「すっとこどっこい」。
 ここまで書くのは野暮にも程があるとは思いますが、備忘録なのであえて。
 アイちゃんは一人でお留守番をしている子なので、本が友達でもあります。
 難しい動物の名前を知っているのと同様、普段子供が使わない言葉も色々知っているということで、主人公の男の子との対比をここで出してます。

KAC6.『ラスト3分の攻防』―お題「最後の3分間」
 とある筋からのリクエストで、映画研究部再び。
 この子たちの話はまた書いてみたかったので、お題に合わせて復活です。
 主人公の男の子は場にいるキャラの中で唯一の常識人。いわゆるツッコみキャラです。
 この構図はヤンデレカップルと同じなのですが、ヤンデレのほうはラブコメが主題なので女の子をとにかく可愛く見せようと必死になってます。
 ではこちらは、というと、やはり馬場君のキャラですよね。
 創作の為なら時として常識など吹っ飛んでしまう。というのが、ラストのKAC!0に繋がります。
 できるだけ映画研究部ネタは、ラストが馬鹿馬鹿しくなるように、というのも心がけている一つではあります。

――続く

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