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『雲のなまえ』を書き終わって

苦しかった。
かねてより始めようと思っていた抗精神薬の減薬を進めながら書いていました。
体調が優れず書けない日、心が落ち込んで書けない日、日々変わっていく自分の脳と折り合いをつけながら、一体自分はどんな気持ちで書いていたのだろうと迷子になることもしばしばでした。
そんな迷走の中、かなり遅いペースで書き進めようやく書き終わり、今、心からほっとしています。
ずっとこちらで書かせていただいた3つの物語、『レモンの色と朝焼けのオレンジ』『あと少し世界が続いたらきっと泣き叫んでしまう』そして『雲のなまえ』。少しずつ登場人物を被らせながら最後、有司と杉本が出会うところで3つの物語がすべて繋がるように、多少強引に話を捻じ曲げながら(笑)書き続けてきました。
入り切らなかったエピソードはまだまだあります。またいつか書くことができれば幸いです。
読んで下さった皆さま、この場を与えてくださったカクヨム運営局の皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

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