短編小説というより、決して叶わぬ手の届かない
初恋の君に宛てたラブレター・・・
何十年も心に秘めて温めてきたものが堪えきれず
溢れ出て、一気に描いてしまった
というより再びこんな歳になって”麻疹”に罹った
ような、そんな気がしている
感傷的で、今にも脆くて壊れそうな思春期でも
ないというのに
何故だろう・・・?
否、逆であろう、歳を取ったから尚更に、
~「あの時、言いたくても言えなかったことを」~
ひょっとして風の便りに乗って、この手紙が
彼女の目に留まってくれたら・・・
そんな淡い願いを込めて・・・