先日おしゃべりしたママ友たちはお金持ちだった。
中高一貫校に子ども二人を通わせ、塾にも通わせ、
浪人OKで私立の大学に進学可能で、
しかも、私立大学県外もOKなのである。
ああ、自分も同じだと思ってはいけない。
我が家は「浪人させるお金はありません」「無駄な出費はノーサンキュー」なのである。
「ない袖は振れぬ」であり「うちはお貴族様ではありません」なのである。
いいじゃないか、それで。
たまたま小さい頃は仲良くしていたけれど、大学受験となると
金銭事情がだいぶ異なる。
異なった中で生きていけばいいではないか。
「困ったら留学させればいい」とも聞く。
いやいや。
そんなお金ありません。
でもまあ、お金というものはあるところにはあるのである。
留学も浪人も塾も私立県外一人暮らしも、出せるところは出せるのだ。
うちにはそれは出来ないだけ。
いいじゃない、それで。
もしかして、おいしいものを食べずに倹約したら、そういうお金を捻出出来たかもしれない。
だけど、わたしは毎日おいしいもの食べたいんだもん。
そういう、うちに生まれたのだ。
諦め給え。←諭し
わたしはそういうお金があることが羨ましくないし、たぶん、息子たちも羨ましくない。
(たぶんね)
あるだけの中で楽しく生きていけばいいじゃない!
と、思う。
まあ、お金持ちの彼女たちの中で「大学、途中で辞めたら自腹ね」と話したことは間違いでした。
「え? どういうこと?」
説明したけれど、分かってもらえなかった。
「子どもにそんな負担を強いるなんて」みたいな空気だった。
あああああ、ごめんなさい。
でも痛いですから、懐が!
ともかく我が家はお貴族様ではないのである。
いいじゃないか、それで。
何の不都合やある。←反語