リレー小説「ムーンフォレスト」
https://kakuyomu.jp/works/16817330665501426594つくもせんぺいさんが設定まとめをしてくださいました。
ありがとうございます!
ここでは、その設定から要素を抽出し、
さらに、スピンオフを読んだこと、1話2話を読んだことによる新設定を書きたいと思います。
■回収されていない謎、もしくは新たな謎まとめ
(*第2章で全部回収しなくてもよい)
①ルナイの真意(2章1話)
②ダイアナの行方(1章)
③白の国、白の国の民とは?(1章)
④ムーンフォレストの愛《めぐみ》の力とは?(1章ラスト)
⑤クレタの真の宿命とは?(2章1話2話)
⑥ムーンフォレストとは? 【追記:クレタに蘇ったムーンフォレストの記憶について】(1章)
⑦月の紋章、月の剣は本当に消えたのだろうか?(1章ラスト)
⑧五色の国王の力詳細(1章及びスピンオフ)
*便宜上「五色」としたけど、他によい命名があればそれにします!
■ムーンフォレストの主《あるじ》、五色の国王になる条件
・ムーンフォレストの主《あるじ》=五色の国の王族からムーンフォレストが選ぶ(1章)
・五色の国王=それぞれの力が発現したもの、力の強いものがなる
(「青き心のハレー」で、青の王は水見の力があるから幼くして王となった、とあるので、他の国もそれに揃える)
■⑧それぞれの色の王の力まとめ(簡略版) *白、赤=新設定
・黒…「真の黒」の力。他を圧倒する強さ
・青…水見の力
・黄…古《いにしえ》の力(ドラゴン召喚等)
・白…他と通じる力(時間、空間、人心)
・赤…炎の力
*人によって出方が異なる
→ダイアナ、クレタ:白の王の血が混ざっていたため、人心に干渉する力として発現した
【追記:力について】
ムーンフォレスト神殿内で使われたそれぞれの力について、つくもせんぺいさんの設定にないものに関しては、ムーンフォレストだから使えた、という設定にしておきます。
(混乱するので)
ムーンフォレスト=特別な力が宿る場所、そこにいる人にも影響を及ぼす
【追記:各色の王表記について】
白は国を持たない(?)です。
第1章の剣の誓いでの呼称で統一したいです。
・黒、黄、青、赤=(色)の国王
・白=白の王
ムーンフォレストは「王」ではなく「主《あるじ》」
(これ、わたしよく間違えそうになる)
■⑤クレタの真の宿命(2章1話2話をうけて意味付け。また1章を引き継いで)
・八年もの間、逃げていた真の理由→重圧から逃れるためだけではない
・母ダイアナと同じ力(人の心の闇を見てしまう力)を持つ→絶望
*父王、異母兄との確執(詳細は4話以降の方にお任せ!)→絶望
・力はダイアナよりも強い→力と向き合い制御し(ダイアナの二の舞いはしない)、国を世界を平安へと導く【真の宿命?】
■サブタイトルに「王の帰還」を入れてみました(迷い中)
■系図は写真で!(読めるかな?)
つくもさんの設定集に追記したこと
・ダイアナ=父:赤の国の王族、母:赤の国の貴族で白の王の血筋★
*「白き月にうたう ~記憶のカケラ~」にて、「わたしが赤の国へ嫁いだら、あなたがこの国の白の国の(王)になるのよ」とルーナジェーナに言うシーンがある。
ただ、ダイアナが白の国の人間だとすると、どうもうまく成り立たないので
このような設定にしました。
【追記:「赤の国」そのものに嫁ぐ、というニュアンスとするとよいかなと思います】
*ダイアナが、白の王の血を引いていて、クレタにもその血が流れている、とすると、クレタがムーンフォレストの主《あるじ》に選ばれたことや、ダイアナやクレタの「人の心が分かる」能力についてもうまく説明がつくので、そうさせてください。
*また、ダイアナの妹の子であるハレーにも不思議な力として受け継がれている(ハレーは赤の国の母と、青の国の父の子)、とするとつじつまがあうかな、と。
*ただし、ダイアナの妹は能力はなく、ハレーに隔世遺伝したという設定。
(「青き心のハレー」で「青の国のものではない力で疎んじられた」みたいなシーンがあった。)
*ダイアナは、力が強かったので、赤の国王の妃となった。でもそれは妬みを買った。
*先代の赤の国王(クレタの父)は、力が強いダイアナを妬む、またクレタを疎んる。
また、ダイアナが妃となる前から心を通わせた女性との間に子ども(クレタの異母兄)がおり、ダイアナが氷柱となってからは、その女性を正式な妃として迎え入れ、クレタには異母妹もいる。
【追記】*ネタバレ注意*
2章1話に、クレタ(赤の国の王)が不在の間、「赤の国は、多くの民と臣下によって支えられていたとアルテミスは教えてくれた」とあり、2章2話では「赤の国の王」が演説しています。
3話では、2章2話の「赤の国の王」=偽王とし、
「クレタは、先代の赤の国王(父)と、偽王(異母兄)の策略により、ムーンフォレストに捨て置かれた、母ダイアナから受け継いだ力によって父王と異母兄の心を知り、絶望した」というふうに進めていきます。
とすると、2章1話とうまく繋がらないのですが、「アルテミスは知らなかったこと」として進めていきたいです。
つくもさん、すみません!
いずれにせよ、次は赤の国のお城に行って欲しいなと思っています。
【今回の着地点】王不在で荒れた赤の国の再生です!
ながながと書いてしまってすみません。
どこまで書こうかなあ、と悩みつつ書き過ぎたかも(汗)。
【投稿後の追記1/13 *追記は今日で終わります】
■新たな登場人物(増やしてごめんなさい!)
・ダーリオ・オルランド:クレタ父、先代の赤の国王、赤い髪に金色の瞳
→力の強いダイアナを妬み、クレタを疎んじる
→ダイアナの力が強かったため、妃としたが、もともとフィオレという恋人がいた
→フィオレとの間の子(カルロ)を王にしようと画策
・カルロ・オルランド(19歳):クレタの1歳年上の異母兄、赤い髪に金色の瞳
→クレタを妬む
→クレタ不在の間、赤の国王を名乗る
・フィオレ・オルランド:ダーリオの妃
→ダイアナ不在の間、ダイアナは死したものとして、妾から妃となる
・エレナ・オルランド(12歳):クレタの異母妹、カルロの妹
→八年前は4歳だったので、クレタのことはほとんど覚えていない
(子どもはもう少しいてもいいかも?)
■裏設定(書かなくていいかな?と)
①クレタがルーナジェーナに話しかけられ、アルテミスの歌を聞く
→障りがなくなり、思い出す
→同時に、1章で出て来た「威厳のあるクレタ」と融合する
(ゆえに、演説も堂々としている)
②アルテミスの歌は、結音さんのスピンオフから
「白き月うたう~記憶のカケラ~」
https://kakuyomu.jp/works/16817330666954289950③2章1話の「ねえクレタ、キミが立ち上がるために時間が必要だったように、愛の癒しと成長にも時間が必要なんだ。愛が染みわたり、満たされるまで……何があっても僕はキミの味方だよ」というルナイの台詞
→父・異母兄との確執を指す
④2章1話で泣いているクレタ
→父・異母兄の画策を思い出しそうになり、涙が出る
→ムーンフォレストを出た障りがあり、詳細な記憶はない
⑤2章2話の最後、静まり返った民衆
→ルーナジェーナが時を止めていた
⑥2章1話で、城にいるとありながらも、他と接触してないクレタ
→ムーンフォレストを出た障りで記憶がまだらになっているため
→姿が違うので、クレタと認識されなかった
→城の隅にいた(目立たない場所)
⑦アルテミスは全てを知っているわけではない
⑧八年間、クレタはどこにいたか?
→ムーンフォレストにいた(1章には明言がないけれど)
⑨混血問題について
「青き心のハレー」つくもせんぺいさん
https://kakuyomu.jp/works/16817330667137321395ここで、混血に対してマイナスの感情が描かれているが、
「白の王の血」は特別扱いをされている、なぜならば特異な力だから
という意味付けを加えました。
ハレーの周辺はハレーの母親が白の王の血筋であることを知らない、という設定にしました。
⑩王位継承について
「青き心のハレー」にて、水見の力があったから、アズールは若くして王位についた
という記述があったので、他の色の国もそれに揃えました。
八年の間、逃げていたクレタが王と認められるには、力があること を見せるしかないので、あのような表現になりました。
カルロ(異母兄)にはほとんど力はありません。
また、先代の赤の国王(クレタの父)ダーリオにも、ほとんど力はありません。
ゆえに、ダイアナを妬んだ、という気持ちで書きました。
以上長くなりましたが、追記終わりです。
写真はこっそり差し替えます、が、文字で説明出来ているかなあ(希望)。