『そのハミングは7』発売まで一週間を切りました。
昨夜、ふとXをみたら、担当編集さんがハミングに関して長いポストをされていて、すうっと呼吸が止まる思いでした。
口下手な方なのか、あまり面と向かって褒められたことはない(!)のですが、ちょっと恐縮するほどのお褒めのお言葉をいただいて、ひいいいい!となりました。
(販売告知用に少しは盛っているかも💦)
カクヨムのみでつながっておられる方々の中にも熱い応援をお寄せくださる方がたくさんおられるので、とっても恥ずかしいのですが、ご紹介させていただきます……。
(余談※また、奥村氏は、カクヨムコンの文芸編集部の選考や、野生時代新人賞の選考にも関わっておられます。Web小説らしさのかけらもない「ハミング」をみつけてくださった方です。カクヨムコン10に参加する文芸を目指す書き手の皆さん、希望はたしかにあります。なにかに迎合することなく、ご自身の思いを貫けば、きっと誰かにとどきます。私も一読者として皆様のことを応援しております!
参考:編集部座談会 奥村出てきます
https://kakuyomu.jp/info/entry/offer_symposium)
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奥村勝也のポストより
https://x.com/kokumurak/status/1867482087328043490ジャンル分けが難しい作品、というものがあります。SFとかファンタジーとかミステリとかホラーとか、ジャンルの「タグ」をつけにくい作品。けれども、もちろん、そうした作品の中にも破格のド傑作があります。
本作『そのハミングは7』がそれです。
事故で視力を失ってしまった少年トビーが、仔犬のハミングと出会い、森に棲む変わり者のジャンと出会い、光を取り戻し、希望を取り戻し、未来を取り戻す物語。
「人は誰しも、ある意味盲目である。」というのは本文冒頭で掲げられる言葉ですが、このストーリーは、さまざまな人々の内に住まう、トビーを、ハミングを、そしてジャンを……普段はなかなか見えないそれらを……優しく呼び覚ましてくれます。
第9回カクヨムWeb小説コンテストの中でも最注目だったこの作品を、書籍化することでたくさんの方々にお届けできること、ほんとうにうれしいです。なによりのよろこびです。
虹乃ノラン『そのハミングは7』は、来週12月18日(水)発売です。
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この物語はジャンルレス、さらにはターゲットレスかもしれないけれど、きっと必要な方に見つけていただけるものと信じています。海外文学にあるような献辞は入れていませんが、見えない頁に「あなたへ」といつも書いています。あなたに届きますように……
ブックサンタは12/25まで、参加書店さんにて受け付けています。そちらもぜひお願いいたします。中高生が相応しいかと思います。
小説好きな子であれば、小学校高学年からでもお読みいただけるかと思います。クリスマスやお正月の贈り物にもぜひ。
◆12月22日の志段味図書館イベントについて
私からのウェルカムギフトも用意しました!
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https://eventwebreserve.tackport.co.jp/eventUsr_ngy/main/view/5796