おや、またお会いしましたね。
改めまして、名もなきアームヘッド研究者です。
貴方がアームヘッドに興味を持っていただけたようで、大変うれしく思います。
さて、早速用語解説に入りましょう。
今回は、前回の説明の中に出た新出単語について説明していきます。
・バイオニクルフレーム
アームヘッドの基本骨格である特殊ムーバブルフレームの呼称。
半有機・半無機としての性質を併せ持ち、生物の肉にところどころ機械的な機関が点在するような外見をしている。
このフレームの維持にはアームホーンより生成・循環される「テトラダイ」と呼ばれる特殊な粒子が必要不可欠であり、
何らかの外的要因でホーンとの接続が解除されてテトラダイの供給を絶たれた場合、自重を支え切れなくなり自壊してしまう。
・テトラダイ粒子
アームヘッドの活動に必要な特殊な粒子。
一定の濃度になると明るい金色の燐光を発する性質を持つ。
アームヘッドの基礎骨格であるバイオニクルフレームの維持に必要な粒子であり、
機体に搭載されたアームホーンから生成され、バイオニクルフレームに供給・循環される。
また莫大な効率を持つエネルギー源としての性質を併せ持ち、アームヘッドはフレーム内に蓄積されたこの粒子のエネルギーをそのまま取り込み駆動する。
特徴として、生成するアームホーンごとに粒子の配列パターンが異なることが判明しており、別々のホーンが全く同じ配列の粒子を生成する例は現在まで確認されていない。
またこの粒子は、そういった自身と異なる配列パターンの粒子に対して干渉する(俗に"拒絶反応"と形容される)性質を持ち、
一定以上干渉させ続けた場合、粒子の安定還流が乱れたり停止したりする場合もある。
・プロトデルミス
アームヘッドの製造に使用される特殊金属。
非常に堅牢かつ一定の柔らかさを併せ持つという奇妙な性質を有し、主に装甲に用いられる。
また空気中にも微細な粒子として一定量含まれていることが解っているが、特に健康に害はなく、
むしろこれが完全に存在しない空気を吸い続けると、一種の鉄不足にも似た症状を起こすと言われている。
アームコアはこの金属を加えながら職人の手で加工されることでアームホーンとして完成する。
今回はここまでにしておきましょう。
次回は、アームヘッドに関する現象について深堀りしていきます。
それではまた、ごきげんよう。
(出典:アームヘッドwiki
http://armhead.wiki.fc2.com )