こんにちは。丹生壬月です。
タイトルにもありますが、最近、美少女の表現方法について気になることがあります(あくまで個人的な意見です)。
それは、最近のエンタメ作品を読んでいて、あまりにステレオタイプの美少女が多すぎると感じるということです。
つまりどういうことかというと、例えばこんな感じの美少女の表現をしている作品がとにかく多い。
〝山田太郎こと――俺は、ある日美少女から告白された。A子は学園一の人気者で、そこらのアイドルにも負けないくらい可愛い顔で、スタイルだってバツグンだ! メガラッキー☆〟
さらに意味もなく主人公のことが大好きなんかの属性持ちだったりします。
私は、稚拙ながら一人の文章書きとしては、このような表現は好みません。
だれでも表現できる美少女ではなく、自分らしい美少女の表現を追求したいと思っています。
例えば、学園一の人気者は美少女の表現方法でしょうか。
そうとは思いません。
クラスでは冴えないけれど、ふとした瞬間に、いつもと違う表情を見せてくれる――そんな描写に美少女であると感じます。
例えば、アイドルと比較する必要があるでしょうか。
そうとは思いません。
作り物のテレビの中ではなく、日常生活にいる女の子が、主人公と接するなかで、はにかんで笑うような表現にこそ美少女であると感じます。
例えば、スタイルがバツグンだ! で、その子の身体的な魅力が伝わるでしょうか。
そうとは思いません。
物語の中で、ふとしたきっかけで触れ合ったときの、相手の手の体温や柔らかさの描写こそ、美少女を表現すると思います。
後半、ただの美少女マニアみたいになっていますが、最近あまりに安易な描写が多いと感じる(個人の意見です)ので、ノートしてみました。
小説を書くうえで、美少女キャラクターの表現方法についてはこれからも研究していきたいと思います。
同じようなご意見の方、いらっしゃれば仲良くしてください。
【『異界術師と鋼焔のミネット』の小説リンクページです】
https://kakuyomu.jp/works/1177354055245227607まだ序盤ですが、メイドとお嬢様について描写しています。
よければ読んで、ご感想いただけると嬉しいです。