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【あの音が響く先で 前奏】 キャラ一覧


※以下三人の名前はあだ名で、本名は不明です。キャラクター、学校名、町名などはすべて架空です。


【若の宮中学校吹奏楽部(初代)】

・カナちゃん

学年:小学四年生(2009年時)~中学三年生(2014年時)
担当楽器:ホルン

祖父がヨーロッパ人のクオーターで、色白の儚げな美少女。父親が幼稚園経営をしており、金持ち一家のお嬢様。元は東京で生まれ育ったが、小学四年生のときに広島に引っ越した。
明るく笑顔の可愛い天真爛漫な性格で、少し天然ボケ。優しく仲間思いで、かなり積極的な性格。
若の宮中学校に吹奏楽部を創立しようとする。



・ユキちゃん

学年:小学四年生(2009年時)~中学三年生(2014年時)
担当楽器:オーボエ(部長)

カナちゃんの転校当初からの親友で、一重瞼で釣り目、泣きぼくろが特徴。
しっかり者で気が強く、短気な一面もあるが根は友達思い。
ピアノが得意で、天才クラリネット奏者の綾瀬星楽の大ファン。小さい子供が苦手。



・トッくん

学年:中学一年生(2012年時)~中学三年生(2014年時)

担当楽器:トロンボーン

カナちゃんとユキちゃんの同級生で、吹奏楽部創立時に二人と知り合った。
坊主頭が特徴の、真面目で礼儀正しく聡明な性格。誰に対しても敬語で話す。
下に兄弟がたくさんいるため、小さな子と遊ぶのが得意。



・北上先生

吹奏楽部の顧問で音楽教師。五十代半ば。
基本的には温厚で優しく、生徒一人ひとりに真剣に向き合おうとする姿勢のため、生徒からは信頼されている。時に厳しい言動で指導するときもある。
過去に死別した夫が自宅で『キタガミ楽器店』を営んでいた。


・綾瀬星楽

広島交響楽団のプロのクラリネット演奏家。
美しく可憐な容姿と、一度聴いただけで聴衆を虜にする星のように美しい音色が相まって『百年に一度の天才美少女』と呼ばれている。
全国各地のステージでの演奏、テレビ出演や世界的に有名な演奏家との共演をするなど、世界的に有名人。



【定期演奏会の観客】


・のんちゃん

若の宮小学校の一年生(2014年時)の女の子。
大の引っ込み思案で臆病な性格で、すぐ泣く。また動きがかなり鈍い。
その性格故に同年代の子供からは仲間外れにされていたが、『カナちゃん』と出会ったことで運命が変わる。


・きょーちゃん

若の宮小学校の一年生(2014年時)の男の子。 
言葉遣いが荒く、喧嘩っ早くて怒りっぽい性格だが、素直になれないだけである。
顧問の北上先生の孫息子。家が楽器店であったことを自慢に思っている。



・ふーちゃん

若の宮小学校の一年生(2014年時)の女の子。
『きょーちゃん』とは元々知り合っており、共に演奏会を観ていた。
いつもニコニコ笑顔を浮かべている。元気いっぱいのお喋り好きな性格で、誰に対しても明るく話しかけられる。



・やましたさん

のんちゃんの話に出て来たいじめっ子(実際に演奏会は観に来ていない)。若の宮小学校の一年生。
のんちゃんを幼稚園時代から周りの友達と仲間外れにしている。



・のんちゃんのお母さん

のんちゃんを定期演奏会に連れてきた。泣き虫で、他の子に比べて出来ないことが多い娘に手を焼いている。
中学、高校と吹奏楽部。

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