こんにちは!ネコガタリ ミミです。
いつも読んでいただきありがとうございます!
新年度初の更新ですが、いきなりの番外編で申し訳ありませんでした。
本当は斉藤さんの場面とまさ達の場面との二本立てにしようとしたのですが、書いてるうちに斉藤さんの半生を追ってしまい、気づいたら5,000字を超えてました…。これはさすがに二本立ては不自然だと判断し、それぞれを分けることにしました。
猫達の場面の話、つまり本編の続きは割と書き進めているので、今週来週に限り、続きの第五部第二章を来週の土曜日にも更新したいと思います。
まだ執筆途中ですが頑張ります!
今回の番外編で、斉藤さんも也乃子さんのように不思議な猫とのえにしを結んできた人物だというのが伝わっていたら嬉しいです。
ウラ話としては…斉藤さんが見た、猫百鬼夜行の夢ですが、あれは実は妹の実体験です。
私と妹が以前の家——要するに、ににやまさ達と出会うことになるアパートに引っ越して来てすぐのことでした。
妹はよく金縛りに遭うのですが、その日の金縛りは猫に踏まれる夢だったそうです。本編に書いた通り、次々といろんな猫が来て、仰向けの妹を飛び越して行き、お腹を踏まれたそう…笑
怖いというより動けなくてひたすら苦しかったそうです笑
その後の私の人生を思うと、その夢は私達姉妹と猫とのえにしを予見していたような気がします。そしてそれは猫が見させた夢じゃないかなと思ってます。
私自身は、ににちゃんと出会う前日にアパートの前で白猫と出会う夢を見たし、外猫のお世話中、野良猫は汚いから餓死させろと知らない男に怒られた日の夜は、まさを抱っこする夢を見ました。
敢えて、也乃子さんのエピソードには出しませんでしたが、どちらも私にとってとても大事な夢です。
知らない人からの冷たい言葉に、とても傷つき、憤っていた私でしたが、夢の中のまさは優しくて温かくて大きくて重くて、——そう、夢の中のまさはかなりずっしりで、私は両手でよいしょと彼を持ち上げたのでした。すごいのは保護後にまさを実際に抱っこしたら本当に夢の中と同じ重さ・感触だったことです——抱っこしてもまさは全く嫌がりませんでした。私は本当に胸がいっぱいになって、それだけで満たされてしまいました。
それでわかったんです。
「ああ、これがあれば大丈夫だ。猫達が大好き。みんな大好き。これで十分。何も怒ったり悩むことなんてないんだ」と。
まさはわかってたんだと思います。私が時期が来たら迎えに来ることを。
同じくににも。本編で書いたように、あのゴミ捨て場で待っていたら私と会えることを知っていたんだと思います。
「スピってる」と言われたらそれまでですが、人と猫との縁はあらゆる形で存在していると信じています。
~~~~
さて、今回も少しだけ猫ちゃん達が出て来たので、簡単にプロフを書いておきました。
千路(チロ):♀ 享年18歳。斉藤さんの父親が知人からもらい受けた、シャム猫の血を引いている猫。子猫の頃は白っぽかったけれど成長してほとんどの被毛がチョコレート色に変わった。
小さい頃はお転婆で犬のポコを困らせることも。大きくなってからは、家族を気づかう優しい一面も見せるようになった。
闘病の末、斉藤さんの母親に看取られて虹の橋を渡った。
※名前の由来は私が読んだ絵本『まほうのあめだま』(安房直子・作 いもとようこ・絵 2020.9 金の星社)の主役猫「チロー」より。
千花慕(チカボ):♀ 享年24歳。サビ猫。斉藤さんと出会ったときは推定3歳。なぜバスに乗っていたのか、どこから来たのか、誰にもわからないミステリアスな猫。
とても頭が良くて、ドアを開けるのはもちろん、閉めることもできた。よく人の顔をじーっと見つめてニコニコ笑っていることが多かった。
ゴロンゴロンと転がって愛嬌を振り撒くのが好きな優しい子。
※名前の由来は、私が好きな画家・熊田千佳慕さんより。生前は素晴らしい精密画をたくさん遺しています。彼に師事した方々が今は絵本作家として活躍されているのも喜ばしいことです。
猫のチカボは女の子なので、「花」という字を入れてみました。
路子萌子(ろこもこ):♀ 享年19歳。斉藤さんの奥さんが連れて来た三毛猫。
近隣の住宅地で生まれ、野良猫として1歳半まで外で生きて来たが、斉藤宅の庭をトイレにし始めたことがきっかけで無事に家猫となる。
斉藤さんの奥さんのことが大好きで、どこへ行くのにもついて行って夫婦をたくさん笑わせた。お転婆で遊ぶの大好き。カーテンレールの上に登るのが好きだった。気が強く、後輩に当たる雄猫2匹には特に厳しかった。
ちなみにこの子の話は、第四部第二章でも少し出て来ていました。
※名前の由来はハワイ発祥の料理・ロコモコより。単純に名前が可愛いのと、私が好きなお料理だから笑 たぶん奥さんも好きだったのでは。
ちなみに「ロコ」はスペイン語で「クレイジー」、「モコ」はハワイの言葉で「混ぜる」という意味らしい。
漢字は当て字ですが、偶然今回の番外編のタイトルとピッタリでした。
~~~~
というわけで、来週は話の続きに戻ります!
いま外は嵐のようなお天気です。
季節の変わり目は体調崩しがちなので、皆さまお気をつけてお過ごしくださいね。
また来週〜!