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銃を創作に出したいんだけど、近年の銃器って実際どうなの?

多分猟師の話を書くことはそうそうないと思うので
軍用面に限った話にすると、5.56㎜弾は最近威力不足や射程不足の問題が
ちらほら出てくるようになってまいりました。

せいぜい実戦では200Mくらいの距離での戦闘が主だったはずなのに
何でそんなことになっちまったの?ということですが
主な原因は光学照準器や偵察技術の改善によるものです。
90年代には歩兵1人が偵察するというのは、ちょっと高い所に行って
辺りを見回すという事です。その場合の偵察可能な距離は精々300Mと
アメリカ軍の教本に書いてあるくらい、限られたものでした。
しかし、現代においてはドローン、偵察衛星なんぞのもろもろのガジェットを
用いることにより、索敵できる距離はとんでもなく広くなっちまったのです。

そんなことになれば彼我の交戦距離が延びるのは必然です。
情報伝達技術が発達したことにより、偵察情報の更新も早いですから
リアルタイムに大体の位置が解れば一方的にしばいたろって考えるのが
人情というものです。そりゃあ交戦距離も伸びるってもんです。

加えてちょっといいところの軍隊は、これまでライフル弾なんて
スポスポ通してたケブラーやアラミド繊維の防弾ベストよりも
良い防弾ベストを持っているので、小口径弾では
撃ち抜けないなんていうことが起きる事態になってきました。

そんなこんなで我々が生きている時代はかつてないくらいに
高精度で高威力の銃が求められる、そんな時代になってしまいました。

恐らくこの銃の発展の方向性は、この「高精度」「高威力」とかいう
パワーがあって軽い車みたいな、普通じゃ実現できないことを
実現しよう方向で進んでいくと思われるので、そこら辺を意識すると
いいかもしれません。

ぼちぼちレールガンやレーザー兵器の実現化してきましたが、
やはり彼らが次世代の銃器となるのでしょうかね。

もっともっと技術が進めば、テスラコイルの夢見た、
地球を覆う無線送電システムみたいなのを使い、
個人携行武器からビームを無限に放つみたいな、
何でもアリみたいな世界に至るのではないでしょうか?

ただ、そんなロス無し&電線無しで送電とかいう
最強技術がつかえるなら、戦争なんぞしてないで
みんなで仲良く衛星軌道上にぽんぽんソーラーパネル置いて
電気をボンボン地上に送って、誰もが豊かに暮らせるように
した方がドンパチするより100万倍マシなので、
残念ながら、誰もがビームを放てる時代は来ないかもしれません。

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