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『 機械仕掛けの虚像 』、原画を公開!

最近、あまり見かけなくなったアーミースタイルの拙作『 機械仕掛けの虚像 』ですが、じっくりとお読み頂いている方が出現。
その方のご希望に沿い、原作となった自作漫画( 小賞を受賞 )の原画を数枚、公開させて頂きます。

制作は35年以上前ですので、キャラクターの書き方など、『 当時 』っぽいモノがあります。 悪しからず……

画像は、冒頭の1ページ目。
コピーは、小説版の冒頭と同じです。

メカっぽい装甲車( 遺棄車両 )の表現は、当時の審査員、手塚治虫 先生からも高評を頂く事が出来ました。
1ページを使ったコマ落とし( 枠線が無い事 )で、1コマ・1コピーのみで、過去にあった大戦の存在と、現在は終戦している経緯を表してみたのですが、手塚治虫 先生からは、「 その技法に、センスを見出せる 」と、身に余るお言葉を頂きました。 もう、これだけで私、感無量でした……

多角形で構成された装甲車は、W2ドイツ軍の車両を参考に設定。
1コマだけですので、後部などは構図的に書かれる事は無かったのですが、設定では、側面図から平面図・人物対比図、架台シャーシ部分まで設定しました。( ほぼ、マニアの世界 )
架装しているのは50ミリの擲弾砲ですが、砲身は欠損している設定。

描いている時は楽しく、夢中。 気が付けば、夜明けでした……

2件のコメント

  • こんばんわ、

    私も手塚治虫氏のファンを50年ほどやらして貰ってます。
    そして、私も、漫画を描いたり、イラストを描いたりします。
    すみません、私は先生と呼ぶ派ではなくて、申し訳ないです。

    35年以上前と言うことで、私が漫画書いてた時期ともダブります。

    メカ設定がすさまじいくらい渋いですね。
    私は当時はメカ書くのは苦手でしたが、当時で、
    ここまで書ける人はあまり知りませんね。

    私がメカ様に愛用していたのはGペンよりもカブラペンでした。
    細い線が描きやすかったです。

    Gペンはキャラクター様に使ってましたね。

  • >影武者 様

    いつもありがとうございます。

    メカに関しては、同人誌をやっていた方々の中に、メッチャ上手な方が、結構、いらっしゃいましたね。 今でも、実家の本棚には、当時の会報誌がありますが、あの頃はプロ顔負けの方を、随分とお見受け致しました。

    かぶらペン、懐かしー!
    私も、かぶらペン派でしたね~…! 原画は、ほとんどが、かぶらペンです。
    効果線を引く時は、製図用のロットリングペンを使っていました。 今はもう、全てPCに代わり、ロットリングペンなんて、名前も知らない方が多いのではないでしょうか? 高いし、インクがよく詰まりました……

    アニメをやていたので、セル画を描く時は、Gペンでしたね。
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