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ふわふわ

天気が良くて、空には雲が浮いています。
あー、あんなにもふわふわして、綿菓子みたいに美味しそうで、上に乗って遊んでみたいなぁ。
子供の頃なら間違いなくそんな空想に浸っていたはず。
いつか本当にあの上で過ごしてみたいだなんて、自分にも純粋な時期があったものだと思います。
現代社会にまみれた今なら、あれは水蒸気の塊を遠くから眺めるから形があるように見えているだけで、近づいたら霧があるだけだし、ましてやそれが食べられるはずもなく、トランポリンよろしく乗って遊べるはずもなくて・・。
あー、いやだ。
でも、今はあの雲を見上げて、暮らしが穏やかで幸せだなーって思ったり、つつじ畑の風景と合ってて綺麗だと思えたり、子供の頃には描けなかった感情を胸に灯すことができるので、捉え方こそ変わりましたけれど、それでいいのかもしれません。

2件のコメント

  • 夏衣さん、優綺さん、どちらで お呼びしようかな。
    私はここでは 六月さんと 呼ばれることが多くて
    (これも ちょっと男らしくて すきなのだけど。)
    菜摘さんって 呼んで下さったことが 女の子に
    戻ったみたいで 嬉しかったです。

    空の雲は どんなに ただの霧みたいなもんだと 言われても
    やっぱりそこに乗ったり、食べたりできそうに思います。
    飛行機に乗って窓から 壮大なふかふかを見る時には
    このままそっちで暮らしますって気分になりますもの。
  • 菜摘さん、こんにちは。
    じゃあ、下の名前で呼んでもらえたら。
    コメント、ありがとうございます。
    そうですよね。
    空に浮かぶ雲って、やっぱり夢の世界を思わせて、そこで暮らしてみたくなります。
    無限に実をつけるフルーツの木。
    望んだ料理がいつでもすぐに並ぶテーブル。
    シルクのような肌触りのふかふかなベッド。
    そうやって、果てしなく広がる空想。
    人の想像力ってほんとにすごいです。
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