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電車の中での読書

電車で移動している時は、読書が存分に楽しめる時間なのですが、ふいに大当たりの本に出会う場合があって、そういう時は激しく困ることになります。
数年前に光原百合さんの『十八の夏』を読んでいた時がそうで、ラストのページにすっかり打たれて、感情の制御がどうにもならなくなってしまいました。
周りには人がいるので、目を赤くした顔を見られる訳にはいきません。でも、押し寄せる感動をどうにもできなくて、吊り革を持った左腕に顔を伏せ、眠いんですよー的な仕草でごまかしたのですが、こんなことなら家で読みたかったなって(苦笑)
古本屋で何気なく買った本だったのもあり、まったく予測がききませんでした。
でも、こういう素敵な作品に出会うと、もっともっと本が読みたくなります。

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