• 現代ドラマ
  • 異世界ファンタジー

可愛いじゃねえ!の3話に思うこと

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ドラマWednesdayを見る機会が作れない
そんな今日は火曜日。
どうも木曜日です。

本日久方ぶりに更新したのは、
お前のための可愛いじゃねぇ!

今回は2話までとは違い新しいキャラクター
冴島満姫ちゃんの視点でのお話でした。
琴子はちょいっと出てくるだけ。

でも、なんで今回視点を変えたかったというと、
「いらぬアドバイスで『他人のかわいい』噛み付いてくる大人」を書きたかったからです。

私も沢山されてきました。
やれモテるにはやら、やれ結婚するにはやら。
その度に享受して傷付き、反論して傷付き、無視して傷付き。
その傷の膿を凝縮したのが風月という男です。

書きながら、「ああも言われた!」「こうも言われた!」となったら超大作になりました。長すぎですね、ウェブ創作論的には違反しまくりです。いいんです。これは誰かに聞いてもらいたい叫びなんで。

しかし、ここで一つ問題が発生しました。

まず、こういう容姿に噛みつく妙齢の人たちは、琴子もみたいな噛みつきづらい人には噛みつかないんだよな〜!!

設定上琴子はモード系のお洒落であり、なかなかにどぎつい格好をしてるので絡みづらいなあと思った時、新しい視点の子が必要だと思ったのです。

その時に「別に容姿の可愛いを大切にしなくてもいいよね」って言ってくれるキャラクターが必要だなと思いました。

色いろ考えた末、生まれたのが満姫です。

満姫はたしかに一般的には可愛いというには角が立つ容姿ではありますが、彼女にとって別に容姿はが可愛いことは重要ではないのです。

可愛い服を着ることも、メイクすることも、整形することも、それを追求したい人はすればいいし、興味ないならそれでいい。

美味しいものを食べて、好きなものを買って、自分のことを可愛がれるならそれでいい。

幸せな自分の可愛がり方を知っているのが、ここに出てくる満姫です。

容姿やらなんなやら可愛い子達が溢れる中、自分も見た目だけで可愛くないと価値がないのでは?と思ってしまうし、それを他人にも押し付けたくなる時ってあると思うんですよ。

やれ、あの女優は可愛い、可愛くない。
でも、女優って可愛いことが仕事なんですかね?そんなことないですよね。演技するのが仕事なんですよね。

アイドルは可愛くなければならない?本当にそうなんですかね?
そこまで容姿が整ってなくても、カリスマ的なアイドルはたくさんいますよね。

ホストもまた、見た目良いのは大事かもですが、そうではなく個性的だったり、紳士的だったり、そういうところで売れてる人たちもいますよね。

てか、そもそもその人でもないのに、見た目にアドバイスするのって失礼なんですよね。

結構これって、言われないと気づかない。
みんなが罹ってる可愛いという言葉の病なんですよね。

人の数だけの可愛いがあるのに、自分の中の可愛いに囚われてしまうという病です。これは、内外にとても害悪なのに、罹患してるのに気付けないという地獄の病ですね。

とまあ、過去に作者自身もその「可愛い」というものに対する痛みを覚えて生きてきたし、今も偶にその痛みに悶え苦しむこともあります。

でも、そんな時に満姫が隣で焼き鳥と酒飲みながら「人の数だけの可愛いに合わせてたらキリかわないだろ」と言ってくれるだけでも、楽になるんじゃないかなと思いました。

そう言ってくれる満姫もまた、ちょっと痛みを抱えてますがそれはまた今度で書こうかなと思います。

それでは、今日はここまで。
さようなら、おやすみなさい、またいつか。
木曜日でした。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する