こんにちは。梅雨も佳境に入って、湿気に喉をつまらせながらなんとか生きている直木和爺です。
「田舎の電車は1時間に1本だから」を更新しました!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887838475/episodes/16816452221464612224今回は卒業式の様子を隆平視点からお送りしました!
隆平は初期からずっといるキャラクターなのですが、主観になるのは初めてですね。
彼の心情はなかなかに複雑なので、無意識に描くのを拒否していたのかもしれません……。
さて、ついに隆平たちの先輩は卒業して、3年生の座が空きました。これで4月には最上級生となるのですが、隆平や夏希たちは未だその実感がわかないようでした。
しかし、先輩方が卒業を機に部活にも顔を出さなくなるのだということを理解して、次は自分たちが最上級生なんだということを実感したようです。
別れはいつも寂しいものですが、去りゆく者は残る者に何かを託していくものです。
隆平も夏希も、きっと彼らにしかわからない何かを託されて、それを抱えて前に進むのでしょう。
そんなところで、苦難の恋路を歩む隆平の思いも交え、物語は春という季節へ突入していきます。
どうぞ今後もお付き合いくださると幸いです!!