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「羽坂友菜は円卓を回す」のココがいい!その1

こんにちは、名無之です。
今日は、今までできていなかった「羽坂友菜」の作者的推しポイントを語っていこうと思います。今日は1話から10話までです。ネタバレガツガツ含んでいきますので、まだ読んでいない人は、読んでから来ると百倍楽しめると思いますよ!
下にリンク貼っておきますね。
https://kakuyomu.jp/works/16818093080143160713

では、いってみましょう!!

第1話
読者の目を惹く、ということで小難しさより読みやすさに重点をおきました。転生したが、体は死んだわけではなく、この会社で一番になったら蘇ることができる、というなかなか小難しい設定をしてしまったのですが、そこを頑張ってわかりやすく伝えようとしましました。
さらに、セヴァインの能力を最大限活かすために筆記試験を設定。個人的に筆記試験にこんな能力があればいいな、という思いで書いてる間は楽しかったです。

ただ、前の近況ノートでも書いたのですが、この1話での離脱率がけっこう高いんですよね。半分近く離脱しており、問題視しないわけにはいきません。
ただ、どこで読者が見切りをつけたのか難しいですね汗。起承転結を全て書いてしまっているので、この中のどこで離脱してしまったかを知る術はありません涙。今回は初回ということで1話にまとまった話をドーンと入れたのですが、これからは小分けにした方がいいかもしれません。
ここでふと思ったのですが、1話まとめてドーンがあまり良くなかったかも。ここで一区切りつけてしまったことで、読者に次の話に行きたいと思わせづらかったのでは? いや、でも銀華くんの登場を描いていたから関係ないわ。
う〜ん、やっぱ中身かぁ。
可能性としては、やはり冒頭で小難しい設定を並べ立ててしまったことかなぁ。コミカルなシーンも入れて読みやすくさせたつもりだけど、読みやすさを求めるWeb小説読者にとってはハードルが高かったかもしれません。

やっぱり、1話は分割するべきでしたね汗

第2話
みんなのアイドル、銀華くんの登場だよ!!
まだここでは威厳を保っているねw
チャラ男というやられ役を用意して、先鋒になってもらいました。ちなみに彼はその後、無事に試験を突破し正社員に採用されます。

第3話
ここから実在の曲名をタイトルとして採用するようになりました。
本来なら第1話から採用するつもりだったんですけど、なかなか見つからずorz...
「プライド革命」はハニワを知るきっかけになったとても印象深い曲です。加えて、当時ハマっていた(今もファンですが)銀魂のオープニングでもあったということで、ダブルで思い出のある曲です。
反骨心を駆り立ててくれる歌声と歌詞、それを友菜の背中を押すために採用しました。
ちなみに、彼女はこの日ほぼ徹夜状態なので、じゃっかんハイになっています笑

第4話
タイトルはsawanohiroyukiさんの曲からです。討論とはお互いの主張をぶつけ合うのと同時に騙し合いでもある。今回は銀華くんが騙されたようですけどね笑

第5話
Coldplayの名曲「Every Teardrop Is a Waterfall」の邦訳です。一度は銀華によって夢を絶たれた若者たちに希望を与えた。そんな光景を表現したく、このタイトルにしました。
最後に銀華が見せた能力についてはちゃんと考えてあります。銀華くんは色々設定を考えているのですが、どこかで供養したいな……。
ちなみにタイトル曲について、作者は本家も好きですがSwedish House Mafiaのリミックスも大好き。

第6話
タイトルはエヴァンゲリオンのBGMから。気になった人はググってみてください。エヴァを知らない人でも聞いたことがあるかもしれません。
そして、こちらでは茉莉乃、将史、そして富三郎が登場します。
富三郎は理系と坊主を掛け合わせたら最強じゃね? という思いつきで始まったのですが、なぜかエロの要素が加わりました。自己紹介で述べていたスリーサイズは涼森れむさんのスリーサイズです。お察しの通り、彼は涼森れむのファンです笑
将史は友菜を際立たせる間違え役として召喚しました。優秀なバックグラウンドを持つ彼が間違え、友菜がただすというストーリーがこの第三次研修にはありました。
茉莉乃は最終話で語ります。

第7話
ここ、視覚的な表現が伝わりづらかったかもしれません。
プロット作成時の地図を貼りたかったのですが、ソフトが不調なのでまたどこかで……。

第8話
雷が近くに落ちるシーンは視覚詩を意識しました。本当は、この作品では視覚的に見せる演出はしないつもりだったのですが、Web小説らしく端的に、それでも迫力を持って伝えるのはこの表現しかないでしょ、ということで採用しました。

第9話
タイトルはサカクションの曲からです。新たに明かされるセヴァイン第二の能力。それを、BGMとして表現するなら「Aoi」のイントロにあるシンセサイザーのアルペジオかな、と。
こう考えると、セヴァインってとんでもないですよね……。

第10話
ヨルシカの「だから僕は音楽をやめた」のオマージュです。
ここは川手が成長する場面。プロット当初はそこまで彼の心情を描写する予定はなかったのですが、入れないと彼がなぜ友菜の説明に納得したのか読者に伝わらないな、ということで執筆時に付け足しました。
いま読み返してみると土砂崩れのシーンをもっと上手く描けたかなぁ。資料とかほとんど見ずに書いちゃったから緊迫感が伝わってこなかったかも。ここは反省。


というわけで、ここまで書いて来ましたがいかがだったでしょう。果たしてここまで読んでくださる方がいるのかわかりませんが……。
明日も引き続き、羽坂友菜について語っていきますので、どうぞよろしくお願いします!!

それでは、また。



追伸
フォルダー整理をしてたら発掘した未発表の短編が、なかなか出来が良かったので今日から公開しています。
作品名を「矢加部御霊」。ゴリッゴリのホラー小説ですが、もしよろしければお読みください!!

2件のコメント

  • 一話のみ拝読させていただきました。
    確かに一般的なWEB小説として読むには、ちょっと文章が固い気も致します。
    体言止めが多いからかな?
    一話で7,000文字を超えるのも、離脱者を増やしているのかも?
    目指されているものが違っていたら大変申し訳ありません!

    個人的には、
    『世界一のグローバル・コンサルティング企業、
     フューカインドのトップになることです』
    というセリフで一話を切ってしまっても、いいかなぁと感じました。
    インパクトのあるセリフだと思いますので、次が気になる気がします^^
    もしくは、一次研修が始まる前くらいで一区切りさせると良いかもしれませんね。

    あとは、主人公の動揺があまり伝わってこないので、感情移入しにくいのかもしれません。
    あくまで一読者としての意見ですので、そういう意見もあるんだな~くらいに聞き流して頂けたら幸いです💦
    ぶしつけに失礼致しました!m(_ _)m
  • 風雅さま

    お忙しいなか読んでいただき、ありがとうございます。

    >確かに一般的なWEB小説として読むには、ちょっと文章が固い気も致します。

    そうなんですかΣ(゚д゚lll)
    個人的にはかなり柔らかくしたつもりなんですけど……。
    なるほど〜。

    >一話で7,000文字を超えるのも、離脱者を増やしているのかも?

    やっぱそうですよね〜

    >個人的には、
    >『世界一のグローバル・コンサルティング企業、
    > フューカインドのトップになることです』
    >というセリフで一話を切ってしまっても、いいかなぁと感じました。

    その考えは思い至りませんでした!!
    確かに、読者が次のページに行きたくなりますね。
    ありがとうございますm(_ _)m

    >あとは、主人公の動揺があまり伝わってこないので、感情移入しにくいのかもしれません。

    ここは筆力の問題ですね汗
    精進します。

    色々とご丁寧にありがとうございました!!
    今後に活かさせていただきます!!
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