• 現代ドラマ
  • SF

「君たちはどう生きるか」を見てきました

 はい、というわけでタイトルにある通り見てきました。今話題の「君たちはどう生きるか」。
  一言で言うと……

 最高でした!

 本当に最高でした。ストーリー構成、キャラクター、アニメーション、そのほか全て含めて最高でしたね。もしまだ見ていないという人がいましたら明日にでも見てきてください。人生で1回は見た方がいい作品です。

 ネタバレを含んだ感想とか考察とかは他の人たちがやってると思うので今回はやりません。 ここでは名無之権兵衛らしくメタ的というか逆張り的な話を少ししたいなと思います。

「君たちはどう生きるか」を見て最高だと思う理由が画力や ストーリー構成以外にもう1つあって、人々の反応なんですよ。この映画を見終わってからいろんなコメントを読みました。自分がいる界隈は高評価をしている人たちが多かったんですけれども、一歩界隈の外に出て見ると——映画コムのコメント欄とか皆さん見ましたか。あそこではひどい言われようですよ。「何を言ってるのかわかんなかった」とか「庵野秀明の真似をする宮崎駿」だとか。
 話はずれるんですけど、結構面白かったのが点数をつけてる人がいて、「100点中41点」って(笑)。こうやって楽しんでる人もいるんだなと、得心することができました。
 話を戻しまして、何が言いたいかと言うと人々の反応が千差万別なんですよ。これって名無之権兵衛的はとんでもないことで、すなわち「世界」を一つ創造しちゃってるんですよ。
 例えば、「今の世の中をどうみますか」という質問を街頭でしてみたら色んな答えが返ってくると思います。少子化対策だったり、防衛問題だったり、経済政策だったり。世の中ってたくさんのピースが組み合わさって構成されていて、人によって見方・感じ方が違うと思うんですよ。
 もう何を言いたいかわかると思うんですけど、この「君たちはどう生きるか」は見る人によって千差万別の解釈を提供してくれます。すなわち、僕らが普段接する「世界」と同じ位置までこの作品は到達しようとしているのです。

「フィクションがノンフィクションになる」

 僕ら名無之権兵衛が目指す作品の到達点に、この作品は一番近い気がしました。
 なぜ、ここまで完成度の高い作品を作れることができたのか。

 それはまた別の機会に語りたいと思います(大抵、こう言って続きを喋ったことはないですが苦笑)。

 というのも、これが三度目のテイク、さらには大幅加筆修正をしているからです。
 近況ノート一つにここまで時間をかけていては、新作の校正に間に合わない!

 というわけで、今日は他の方々がしないような「君たちはどう生きるか」の話をしました。何度も言いますが、まだ見てない人はぜひ見てきてください!

 余談ですが6連勤、マジでしんどかったです泣。
 心の奥底から会社なんて終わっちまえばいいのにと思いましたが、また明後日から頑張って働いてきます。
 それでは。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する