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chat-GPTがすごかった件について

 どうもこんにちは、名無之です。
 今日はいま巷で話題のchat-GPTについて話してみたいと思います。
 実は数日前、初めて使ってみたんですけど、とんでもなかったです。端的に言ってすごかったです。

 詳細は言いません。興味があったら調べてみてください。ここからはchat-GPTが執筆にどれくらい使えるかを話そうと思います。

 今、chat-GPTに小説を書かせるのが流行ってますよね。近いうちに小説家の仕事がなくなるのではないか、と危惧されていますが、(ご飯を食っていない僕が言うのもなんですが汗)その心配はないと思います。
 
 理由は2つあります。と、なんか英語の論文みたいな書き方をしてみます。
 1つ目は文章の正確さです。実際に使ってみた人なら分かると思いますが、ところどころで日本語のニュアンスが違うところがあります。いわゆるグルーヴ感というのでしょうか。文法的には間違っていないんですけど、読んでいるとリズムが乱されるような言葉遣いが散見されます。
 ですが、この問題は時間によって解決されると思います。事実、数年前、AIにモーツァルト風の曲を作曲させ、有識者にどれがモーツァルトの曲か尋ねたところ、半数以上の人がAIが作曲した曲をモーツァルトの曲だと答えたそうです。ソースは忘れましたので、気になった方は適当に調べてみてください。
 これは言語にも言えることで、事実、世界で最も単純な言語の一つである英語は、すでに人の手で書いた文章と判別できないんだそうです。AIの精度は学習する量に比例します。今後、より多くの日本語を学習させたAIが登場すれば、「芥川龍之介風の小説」、「岸田文雄風の小説」なんてのが書ける時代が来るでしょう。

 ですが2つ目の理由は当分、解決できないと僕は思います。それは、AIは既存のものしか表現することができない、ということです。
 (これで飯を食っていない僕がいうのもなんですが、とここでも前置きしますが)広義の芸術家は常に誰も表現したことのないものを表現しようとします。確かにそこにあるんだけれども、どうしても表現できないもの。それを苦しみ迷い、時にはラリって創出する。
 一方で、AIは学習したものを再構成することしかできません。確かに出力されたものは今まで誰も見たことのない文章でしょう。しかし、その奥にあるものは既存のもの。だから、人間の創造性を決して超えることはできない。
 本当はもう少し詳しく書きたいのですが、時間が来てしまったのでここまで。また、書く気が起きたら詳しく書こうと思います。

 では、chat-GPTは使えないのか。そんなことはありません。例えばアイデア出し、登場人物の趣味など使い用はいくらでもあります。ただし、chat-GPTを使って小説を書くことは愚策だと思った方がいいです。もし、疑問を抱くようでしたら実際に使ってみるといいと思います。無料で使えるのでね。

 って、なんで今日はこんな喧嘩口調なんだ? ああ、そうかキングの本を読んでるからか。

 さて、余計なことを言わないうちにここいらで退散しましょうかね。
 それでは!

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