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【結果発表】第1回ツンデレ短編小説企画~俺はいつでもツンデレが見たい!~【企画用】

長かったツンデレにまみれた10日間が終わりました。

ツンデレの
ツンデレによる
ツンデレのための企画……それが第1回ツンデレ短編小説企画~俺はいつでもツンデレが見たい!でした。

応募総数なんと11作品。
内、企画参加条件を満たす作品は7作品でした。

今回の企画に参加してくださった作者様に感謝と敬意を表したいと思います。

それでは、いよいよ待ちに待ったランキング発表です。
ちなみに、今回企画主の私以外に二人の小説仲間が審査に協力してくださいました。

公正で厳密な議論、選考、審査の結果……ランキングは以下のようになりました。



第1回ツンデレ短編小説企画~俺はいつでもツンデレが見たい!~

1位 鋼の中の雛/フジムラ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880236314

2位 ツンデレも大概にしろ!/ふぐりたつお
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883156469

3位 ツン、とした/ザナドゥーム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883155877

4位 ツンとデレの狭間で君は/堀口 光
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883148145

5位 Too Late to Die/雨天 荒
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883164856

6位 俺は探検家/けろよん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883147798

7位 ツンデレ女子を振り向かせろ!!〜俺の日常〜/河咲愛乃
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883168728

(敬称略)

なお、このあと上位3作品に対して選評をコメントにてさせていただきます。

5件のコメント

  • 1位 鋼の中の雛

    まず第一に世界観の作り込みが他作品に比べ群を抜いていました。
    短い文章の中で見事に世界観がまとめられ、その中でツンデレという設定が上手く生かされていてとても評価が高かったです。

    【母神様】という存在によって、主人公【アイン】の中に宿らされてしまった【雛神様】。
    彼女は【アイン】と一蓮托生の関係になることを強制されることになります。

    【雛神様】は自身で選んだわけではない相手に、自らの命を預けることになるのです。
    そこから生まれる、主人公に対しての不満や逆に成長を期待する姿勢が見事なツンデレのバックボーンとして機能し、短い文章の中で彼女のツンデレに対し素晴らしい説得力を持たせることに成功していました。

    ツンデレにとって彼女がなぜツンデレなのかという理由付けは大変重要なものです。

    その要素を世界観の中に練り込むことによって、説明を最小限に読者に伝えることに成功していたと言えます。

    2000字という短い小説の中でツンデレを表現するにはとても有効な手段であると企画者サイドも脱帽するほかありませんでした。

    この素晴らしいツンデレヒロイン作品をぜひ、ご一読ください。
  • 第2位 ツンデレも大概にしろ!

    今回の企画において、1位作品と2位作品のどちらを1位に選ぶかは最後まで熱く議論されました。

    ツンデレも大概にしろ!は日常の中で丁寧な描写をもってヒロイン【遥】と、サブヒロインとも言える重要キャラ【祖母】のツンデレを見事に描いていました。

    【祖母】の告白や【遥】の行動、仕草、反応はどれも素晴らしいものです。

    しかし、惜しむらくは物語の中でツンデレである登場人物が二人になってしまい、片方に突出した魅力を持たせられず、魅力が分散してしまった印象がありました。


    また、本編を読んでみると、主人公と【遥】の関係、おまけで描かれたその後を想像することができる内容だったのですが、おまけ部分は今回の選考対象外となってしまったので、本編の中におまけで描かれたその後を色濃く彷彿とさせられる一文で絞められていたら、また別の評価になっていたかもしれません。

  • 第3位 ツン、とした

    今回の参加企画の中でもっとも挑戦的な作品と言えるでしょう。

    800字に満たない短い文章でしたが、日常を切り取ったアルバム写真のような微笑ましさとテンポの良さが今作品の魅力です。

    また、全体的にツンデレヒロインとしては主人公に対してデレが多めの印象だったのですが、今作は『それ以上やり過ぎると!』と、いう所でデレをうまく収めています。

    例えば、作品の終盤で彼女に『私も、よ』と言わせ『好き』と簡単に言わせない姿勢が好印象でした。

    おせっかいで世話好きなツンデレヒロインである彼女と主人公の二人がだいぶ後期の付き合いであることを読んでいてわかる文章だったので、彼女のデレ具合も読んでいてすっと受け入れられました。

    『主導権を握りたがっているけど、主人公から見ればわりと隙が多い』そう言ったツンデレを素晴らしい手法で描いていたと思われます。
  • 以上で、選評と『第1回ツンデレ短編小説企画~俺はいつでもツンデレが見たい!~』を終了とさせていただきます。

    いづれまた『第2回ツンデレ短編小説企画~俺はいまだってツンデレが見たい!~』でお会いしましょう。

    それでは、次回を楽しみになんてしてないんだからね!
  • 奈名瀬朋也さま
    おはようございます!
    拙作の『私、ツンデレになります』に星やレビューを下さいましてありがとうございました!
    お礼に伺ったところツンデレの短編企画をされていて、コンテストがなければこっちに参加したんだろうなぁと少し残念な気持ちでございます。

    またそういった企画をされたときには是非お声かけください。渾身の作品で参加いたします(^^)

    それでは失礼いたします。
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